男の麻雀ポリシー > 【664】★『副露センス・19 3向聴の好形部分を固定するポンチーはしない』

【664】★『副露センス・19 3向聴の好形部分を固定するポンチーはしない』

 ・3向聴の好形部分を固定するポンチーはしない
 ・平たく言えば、手牌を狭めるポンチーはしない。

ポンチーするとメンツが完成してシャンテンがアップして一見手が進むように見えるが、
実はシャンテン数と引き換えに、受け入れを狭めていることを意識しなければならない。

シャンテンアップ時の受入れのほうをより大きく持っていくのが最も上がりやすい。

単純化すると…

2シャンテン成功率(A) 50% 1シャンテン成功率(B) 50% → トータル成功率 1/2×1/2=1/4
2シャンテン成功率(C) 75% 1シャンテン成功率(D) 25% → トータル成功率 3/4×1/4=3/16<(4/16=)1/4

つまり1シャンテン成功率を上げて平均化してやるのが最もトータル成功率が高い。

■ バラ手の3向聴・両面チーせずの構え

 

子で3巡目。をチーするか?
をチーしない。

3シャンテンの手牌、チーすると手が進むような錯覚に陥るが、
実は2シャンテンが狭くなる。
をチーすると…
 打 

このように1枚切らなければならない。
この形だと引きに対応できない。
1枚分、2シャンテンが狭くなる。
をチーしなければ、この後の引きにも対応できる。
なお、が出た場合は
最後まで残したくないキモの受けなので
2シャンテンを狭くしてでもチーしてもOK。

これは2シャンテンからのチーでも同様。
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■ 3副露せずの構え

 

子で3巡目。をチーするか?
をチーしない。
チーして、例えばを切ったとすると、
 
の形で聴牌を目指さなければならなくなる。

 
チーを我慢してこの形をキープしたら、
の縦引きが有効牌としてそのまま生かせるし、トイトイの目も残る。
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