・相手をみてどんな麻雀を打てばよいか決める。 1) 【半荘全体の戦略】〜レベルを見て闘いの型を決める。 2) 【1対1の戦略】〜マーク相手が攻撃型か守備型か? 面前重厚型か鳴きスピード型か? 3) 【自分の手の戦略】〜マーク者に対して、 前のめりに行くか、引き気味に打つか? これはタコの人数により対応が異なる。 |
★使用上の注意 ・4人相手の闘いなので、相手のレベルや攻撃パターンにより、 立ち回りを変える。 ・自分で突っ込んでいくんではなく、相手同士に闘わせるのが理想。 ・面前で行く場合、極端な手役狙いに走らない。(間に合わなくなる) |
1) 【半荘全体の戦略】〜半荘全体の戦略〜レベルを見る(タコを見る)
タイプ | マーク者 | ||
タコ3人 | タコ3人戦 | タコ同士の乱打戦 | トップ目のタコ |
タコ2人 | 一騎打ち戦 | タコ対マーク者という構図に持ち込む | 非タコ |
タコ1人 | 三つ巴戦 | 2人にに喧嘩させつつ、タコからあがることを考える | タコ |
タコ0人 | 四つ巴戦 | 4人ガチなので、3人に喧嘩させつつ、スピードに乗る | トップ目 |
2) 【1対1の戦略】〜マーク者のタイプを見る
対応方法 | |
面前攻撃タイプ | スピード正攻法 |
面前守備タイプ | スピード奇襲攻撃 |
スピード攻撃タイプ | 面前正攻法 |
スピード守備タイプ | 面前奇襲攻撃 |
3) 【自分の手の戦略】〜攻撃・守備モードの切り替え
タイプ | マーク者 | タコ | ||
一騎打ち | 1人 | 攻撃的に打つ | 2人 | 守備的に打つ |
三つ巴 | 2人 | 守備的に打つ | 1人 | 攻撃的に打つ |
四つ巴 | 3人 | 守備的に打つ | 0人 | |
タコ3人 | 0人 | 3人 | 守備的に打つ |
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両脇二人はタコ。 まずやることは・・・ 1) レベルを見る(タコを見る)
対面だけまともなので「一騎打ち」型だという意識を持つ。 |
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そして、 2) マーク者のタイプを見る
マーク者の対面は攻撃スピードタイプ。 (タコ二人は攻撃スピードタイプ。) 従って「面前正攻法」という作戦を取る。 そして、スピードタイプに囲まれているのでキー牌はできるだけ絞る。 ※ キー牌 = ドラ>役牌>赤>ションパイ |
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相手の動向に対して対応を変える。 3) 攻撃・守備モードの切り替え
画像ではタコが3副露したのでタコに対しては守備を考え、 マーク者が振り込むことを期待する。 ただし安いとわかったら攻めてもよい。 重厚な打ち筋を重視して、 ![]() ![]() ドラソバの ![]() ![]() |
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二人目のタコが仕掛けてきた。 この段階で自分は一向聴。 3副露のタコは3副露だが手役の仕掛けではないので、安いだろう。 1副露のタコはドラ ![]() 攻撃タイプのタコの安い仕掛けなので、 聴牌したらリーチを掛けて決定打にする。 タコの仕掛けが高そうであれば守備的に対応する。 |
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この局はタコ同士の共食い(タコ→タコの点棒移動)でジ・エンド。 大勢に影響なしと見る。 |
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東2局、まず下家のタコが仕掛け、上家のタコが先行リーチ、 対面のマーク相手がリーチ。 ここはタコ2匹のどちらかに対面が振り込むことに賭け、引き気味に打つ。 |
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この局は残念ながら、マーク者がタコからあがった。 しかし決定打ではないので焦る必要はない。 |
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東3局、マーク相手からの2巡目リーチ。 マーク相手はスピードタイプの打ち手。 従ってここには真っ向から正攻法の勝負を挑む。 非現物の ![]() マーク者が重厚タイプならば、振り込まないように気をつける。 |
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そして脂っこい![]() 12巡目にタコから追っかけリーチ。 こうなれば、マーク者がタコに振り込むことを期待する。 |
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もう一匹のタコも仕掛けてきたので、 ここはマーク者対タコ2匹の構図ができ、 ![]() |
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オーラスまで一度もあがれなかったが、 致命的な振込みをケアしていたので、 最後の最期で重厚な手が実り、一発で捲った。 ![]() ![]() |
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この半荘はタコは下家一匹だったので、
つまり、タコとトップ目の上家をマークしつつ、面前の正攻法で臨み、 タコ相手には突っ張る作戦を持って打ってきた。 ラス前でホンイツ一向聴。 ![]() ![]() |
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ここは![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ここはこれ以上フーロせずに ![]() 無理筋でもなく、聴牌としては優秀だ。 また、 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() これがスピード作戦なら、打 ![]() 好聴牌狙いよりも聴牌スピードで勝負するというテーマに沿うからだ。 この辺の匙加減がわかっていれば、打牌選択に迷うことはない。 ここいらの選択は作戦に照らしあわせればよい。 |
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![]() ![]() だが、トップ目からの直撃で52あるので、結果としては上々。 たまたまうまくいったが、仮に選択が裏目に出ても、 作戦に沿うものであれば後悔も少ない。 |