男の麻雀ポリシー > 【562】★『聴牌センス・11 1面子ヘッドあり・10枚形の牌理』〜浮き牌が出来る塔子オーバー注意、完全1向聴志向が基本

【562】★『聴牌センス・11 1面子ヘッドあり・10枚形の牌理』〜浮き牌が出来る塔子オーバー注意、完全1向聴志向が基本

 ・塔子オーバーには受けない。
 ・一向聴の受け入れを最大にとることがもっともアガリに影響する。
 ・塔子オーバーに受けると、一向聴で余剰牌が必ずできてしまう。
 ・6種の二向聴を7種にしても1巡も縮まらないが、
  2種3種の一向聴を1コ増やすだけで巡目がぐっと縮まる。
★使用上の注意
 ・不調時はターツオーバーに受けていい。

2向聴の種類を増やすより1向聴の種類を増やすほうが断然有利
〜1向聴の受容れを最大にするように打つ

単純化すると…

2シャンテン成功率(A) 50% 1シャンテン成功率(B) 50% → トータル成功率 1/2×1/2=1/4
2シャンテン成功率(C) 75% 1シャンテン成功率(D) 25% → トータル成功率 3/4×1/4=3/16<(4/16=)1/4

つまり1シャンテン成功率を上げて平均化してやるのが最もトータル成功率が高い。

☆ ターツオーバーがダメな訳

【東場南家】

  ドラ

何を切るか?

ここからを切るとターツオーバーになる。

  ドラ

ターツオーバーのデメリットは1向聴で浮き牌が出来ることだ。

例えば手が進んで

  ドラ

こうなったとするとどちらかのターツを嫌うことになり、
ターツを嫌う過程でのどれか1枚が必ず浮く。

どのみちターツを嫌うならば、
先に嫌ってターツオーバーにならないようにしておいて浮き牌を作らないほうがいい。

■ 2向聴はターツオーバーに受けない・1

■モンド王座2 #02
をポンした2向聴。

何を切るか?
がドラなのでここはを切るのがいい。

  ドラ

が自分の風なのでこれを切るのが嫌ならを切る。

  ドラ

こうすれば、ポンチー自在になるし、1向聴で浮き牌が出来ない。
をチー、ドラをポンして聴牌。
結局ツモったが、手順が間違っているので評価できん。
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■ 2向聴はターツオーバーに受けない・2

■鳳凰卓勝ち組 #36
ここにをツモ。何を切るか?
を切る。

一向聴の受け入れを広くとるのが一番いい。

を残してを切ると一向聴で余剰牌が1枚できてしまう。
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■ 2向聴はターツオーバーに受けない・3

■天空麻雀6 #01
何を切るか?
切りは一番中途半端で最悪の選択だ。

一見この瞬間だけは手広そうだが後で困る。
複合形ができた時にどこを払っていくか迷うことになる。
また、イーシャンテンになった時に、
いずれかのリャンメンを払うのに2手間かかる。

ここはメンツ計算で足りてるので、単純にフリテンを嫌えばよい。
次巡にツモ。

ここで迷うだろ。


素直にを払っておけば



の磐石の2シャンテンだったのに。
失敗が尾を引いて、引き気味に打ち

見るも無残な最終形。・・・絶句だ。

本来の素直な手順なら



の聴牌だろう。(ドラがなのでこう受けるだろう。)
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