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【544】 『男の字牌駆け引き・01 男の役牌発射ボタン』〜役牌は相手が一色でないのを確認してから切り出す・自分が親のときは例外

『男の字牌駆け引き・01 男の役牌発射ボタン』〜役牌は相手が一色でないのを確認してから切り出す・自分が親のときは例外
 ・役牌は相手が一色でないのを確認してから切り出す
★使用上の注意
 ・自分が親のときは例外、親番を死守するために目一杯に構える
 ・自分で使いたい手のときは当然切らない。
 ・W風は絞る

・役牌(オタカゼでも他からみたら役牌だから要は字牌全て)は打点が高いホンイツでないのを確認してから切る。
・自分が親のときは、親番を死守しなければならないので目一杯でいい。
・1.5倍の収入が見込める親、受けを狭くして捨て牌に面子被りとかは痛すぎる。

■ ホンイツがいない捨て牌

こういう捨て牌の時は一色手(orトイツ手)
を警戒する必要は少ないので、字牌を切り出して行ってOK。

目一杯なら切りも早いかもしれない。

親なので字牌からの切り出しでOK。
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■ ホンイツがいる捨て牌

何を切るか?
でなくを切る。

こういう捨て牌の時は一色手(orトイツ手)
を警戒する必要がある。
対面の河にソーズが高いので、の切り出しは遅らせる。
鳴かれる、鳴かれないは関係ない。

重ねられてからポンされることを危惧するよりも、
即ポンでスピードアップを助けることになるほうが怖い。
一色手ならマンガン以上は覚悟なのでこれは避けたい。

そうでない場合は目一杯でいいのでを切っていい。

ちなみに親の切りが早いが、
を切っているので一色手ではなさそうだった。
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■ ホンイツでないのを確認してから切る

何を切るか?
打牌候補は、メンホンでも必要な局面でもない限り、
のどれかだろう。
西家である上家の捨て牌を見ると、第1打がなので、
西家の役牌はホンイツでないのを確認してから切りたい。

ホンイツで役牌を鳴かれるとハネマンまであるので、

序盤から警戒は必要だ。
対面の捨て牌にがあるので、逆には残しておきたい。
したがってここは切り一点。
ほぼ不要なは合わせ打った。
この局は聴牌したが放銃で終局。

でも1000点だから大勢に影響なし。
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■ 自分が親の場合は目一杯に構える・1

何を切るか?
ここは親なのでションパイのを切る。
ツモでドラ受けの両面が出来るので目一杯の構えならまだ切らない。

鳴かれるかどうかもわからない牌を絞って
手牌を狭めるよりは攻めの姿勢で臨む。

マンズで両面が出来た時点で狙いをリーチに絞って、ホンイツはここで見切る。
この局は面前で聴牌し、2000点のアガリで終局。

点数は安いが、リーチなら一発裏ドラがあるので、親としてはこれで十分。
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■ 自分が親の場合は目一杯に構える・2

東発の親の配牌。何を切る?

数字の牌は全て機能しているように思える。
こういう好配牌はを切り飛ばして行く姿勢をはっきりさせる。

鳴かれて上等、鳴いてみろや!

1メンツあって、2メンツ見込める。後は1メンツなので索子・萬子で1メンツ作ればいい。

頭はテキトーに作る。
塔子のを切らないのは勿論だが、もメンツ作りの種なので切らない。
形が両嵌形なので切らない。
パッと見不要そうなを切らないのはピンフの頭になる、というだけでなく、

筒子が伸びたときにイッツーとチンイツがあるからだ。

チンイツまで延ばす場合は鳴きも視野に入れる。
したがってココは一点。ホンイツはが重なった場合のみ考える。

ここから筒子が1枚も引けず、チーもできず、下家に聴牌を入れてしまい、放銃となった。

手なりなら、

おそらくこんな感じの2向聴で聴牌は一番早かったかも。

というか、仕掛けを入れるならは切っては行けなかったかもしれない。中途半端だったか。
を残していればおそらく下記の聴牌になる。(それでも聴牌どまり)

 

振り込みにまわったので一応失敗作ということになる。

せっかくの好配牌、一番いいのは「手なり」だった。

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