男の麻雀ポリシー > 【516】　『副露テク・０９　危険なメクリ勝負・ツモ番を回避するチー』

【516】　『副露テク・０９　危険なメクリ勝負・ツモ番を回避するチー』

食い替えてチーすれば、危険牌をツモらなくて済む！
あまり使いたくないセコイ技だが、憶えておいて損はない。

• ■　食い替えてツモ放棄
• ■　親番維持のケイテンもツモ番放棄でリスク回避
• ■　ツモ番放棄チーして単騎受け替え

■　食い替えてツモ放棄

	対面の親がドラのをポンしてて聴牌気配濃厚。 ここで上家からが出た。 どうする？
	このをでチーする。 現物のを切れば危険牌をツモらずに１巡過ごせる。 ちなみに下家に流れた牌を後でチェックしたが、 対面の危険牌はツモらなかった。（）
	対面にを掴ませてロン。 なんとか凌げた。

■　親番維持のケイテンもツモ番放棄でリスク回避

	遅すぎる一向聴。 配牌が悪く、やっとでを重ねたが、 もう終盤で他からリーチが入ってしまった。 親番維持のためには最悪形聴でも取らないと。
	嵌をチーして形聴完成。 一応が出たら（出る可能性は低いが）ポンして単騎に受ける構え。
	リーチの上家から上がれないが出る。 何もしなければ何もおきない。 しかし、このままツモ山に手を伸ばすと リーチのアタリ牌をツモらされるリスクがある。 この瞬間あがれない形聴で、 自分のツモ番はむしろ無いほうがいいに決まってる。 だからこのをチーして現物を切れば、ツモらずに自分の番を消化できる。 チーして現物を切ってテンパイを維持すれば、 リーチのアタリ牌を切らされるリスクはゼロ。 しかもテンパイを維持できる。だからここはチーの一手なのだ。 リーチに海底が廻ってしまうが、振り込むよりましだ。
	地味だが、こういうことの積み重ねで勝率をあげていくのが麻雀だろ。 親番維持、ノー聴罰符の上積みは長い目で見れば確実にプラスだ。 （結果は３着だったが）

■　ツモ番放棄チーして単騎受け替え

	をチーして形聴。
	オリ気配の上家から和了れないが出たが、どうするか？
	ここはチーして切り。 これなら危険牌ツモを放棄できるうえに 次に切りきれないドラのとか持ってきても単騎受けにできる。
	次にドラのツモで南単騎に受け替え。 安全に形聴を維持できた。
	一人聴牌で流局。 形聴だけで3000点の収入はデカイ。