男の麻雀ポリシー > 【505】 『手役センス【イッツー編】・03 イッツー意識過剰症候群』〜@高目・安目差・A愚形受け に注意!

【505】 『手役センス【イッツー編】・03 イッツー意識過剰症候群』〜@高目・安目差・A愚形受け に注意!

『手役センス【イッツー編】・03 イッツー意識過剰症候群』
 ・@高目・安目差・A愚形受け に注意!
 ・牌効率を考慮するときイッツーの2つのデメリットを意識する

イッツーのデメリットは

イッツーの形に固執せずに、
積極的にリーチをかけるなら、タンピンの両面にシフトしていくのが巧い。

これは具体例で検証したい。

■ イッツー意識過剰症候群

モンド王座3#15 南1-1
【南1局2本場】
さてここから何を切るか?
ここから長考ののちに、切り。
ソーズのクッツキ2種、マンズのクッツキ4種への対応で
プラス、でもイッツーと、
一見よさげだが、そうではない。

ここは切りが巧い。
の部分は最後までいじらないのが基本。
切りより切りが良いのは、
ツモでの聴牌逃しがある反面、
ツモでもと入れ替えてタンヤオに渡れ、
ツモでも両面リーチが打て、
ツモで3面待ち、ツモでも延べ単リーチの可能性が残せる。

引いたらダマにするだろうから、5200点。
待ちのメンピンツモドラ1でも5200点、メンピンドラ1でも3900と、
実は期待できる点数はそれほど変わらない。

仮に最も良いを引いても、高目安目のある形だ。
イッツー形が見えているがそんなには意外と魅力はない。
結局を引いてダマに構えた。
俺ならここで待ちのピンフリーチになっている。
を入れ替えてのリーチなので、メンタンピンドラ1の
両面のマンガンリーチ。
これが素直なアガリに近い聴牌だろう。
結局が出てあがれたわけだが、
俺ならもっと高く仕上げていたかもしれない。
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