| 『男の役満狙い・10 男の緑一色』〜どこがキモかを見極める |
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| ・緑一色はどこがキモ(急所)かを見極めて、仕掛けるタイミングが重要。 ・何でもポンチーすればいいってもんじゃない。 |





のうち、どこが緑一色のキモか?


で2メンツ作るなら、
がキモ。
安目
を引かないようにしないといけない。ここはフリ聴チーも視野に入れる。
も対子ならこれもキモだからポンする。
はキモではないが、1枚しかなかったら重ねるための動きをする必要がある。
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例えば、この聴牌だとしたら、
のどちらかが出たらポンして
を切る。
高目安目をなくすのと同時に、並びシャンポンはポンして片割れをあぶり出す作戦だ。
手牌が刻子構成なので、トイトイ形に持っていった方が上がりやすい。
自分のツモ番を放棄する、向聴数の変わらない鳴きは凶だからと鳴かないという考えは間違いで、
これは流れを引き寄せる鳴きなのだ。対々形にもっていくことが流れを引き寄せることになる。
だから、
もポンしていい。
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まずは配牌からの構想。 緑一色の材料で3メンツ見込めるので十分に狙える。 あとは仕掛けのタイミングを図りツモの流れだけ。 |
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ここで をツモって来たが、まだ切ってはいけない。 を切ると狙いが透けるし、ポンチーで流れが動く。 を切った河は弱くなる。2段目7巡目以降にリリースする予定。 |
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引きで手牌が締り、 引きで索子の伸びに手応えがあり、 をツモって完全にお膳立てが揃った。もう7巡目なので、勝負しやすいように、 を処分。 |
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上家の仕掛けが入ったので、それに合わせて に食いを入れた。 と は鳴き易いが、この![]() ![]() は緑一色のキモ。鳴かないと、南家の仕掛けに対して間に合わなくなる。 次のキモが ![]() だな。そしてションパイの ![]() は切らずに熟牌の を切る。よもやの ![]() ポンテンを入れさせないため。 |
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をポン。完成間近だ。萬子のメンツ落としがバレるのは仕方ない。 下家が仕掛けているので、 切りが先。 ポン→ ロンが嫌だから 先切り。 |
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が鳴けて緑一色聴牌。 |
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リーチがかかったが、こっちも実質リーチなのだ! このリーチ合戦に競り勝ってオールグリーンは成就した。 |
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配牌で材料がかなり揃っている。 完全に緑一色をあがるための構想を考えている。 のドラドラはかえって邪魔だから、処理タイミングと連続して対子切りしないように気をつける。 |
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→ とツモって、完全に材料が揃った。これは。。。 |
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いよいよ をツモって完全に緑一色の流れだ。ここで にチーを入れてはいけないのはわかるだろう。 ポンもダメ。鳴いていいのは だけだ。これが南家でなければ も1鳴きしない。![]() を引き入れたらをどっからでも鳴いていい。 |
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もう7巡目なのでここで1枚 をリリース。 と不要牌ツモ切りを挟んでもう1枚を切る。 |
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ここで事件発生。 上家のポンが入り、 が流れてしまった。 |
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対面からリーチが入り、下家が親の仕掛けにダイブした。 対面のリーチは 単騎。ドラの対子切りが遅かったかもしれない。 もうちょい早く切っていれば、対面の は止まったかもしれないからだ。この辺が難しいところだ。 |