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【448】★『冬の時代・01 【スピード負け】 』→手役狙いをワンランク落とす

『冬の時代・01 スピード負け』

 ・不調時にスピード負けする。
 ・不調時は安い手役のほうに伸びるので、
  ワンランク落として聴牌を間に合わせる。
 ・極力エネルギーを使わず手役を捨て聴牌を間に合わせる。
 ・ポツン中張牌を残すのが、狙いのポイント。

■ ポツン中張牌を残す・1

【ラス前ラス目】



何を切るか?

一見一色手に直行の手だが、不調時は筒子を引いてこない。
こんなときはをひいたりするもの。だからこんなは切らないでとっとく。

想定する聴牌は以下のような形

 リーチツモ
 リーチツモ
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■ ポツン中張牌を残す・2

【オーラス3着目の親】

 ツモ ドラ
は1枚切れでは河に切れていない。何を切るか?

こんな一向聴からを切ってはいけない。
ここはホンイツや三元役を見切ってを切る。
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■ 不調時は河に面子が出来る

不調時の東発。

ここからどんなメンツ構想を持って何を切るか?
萬子   で4メンツ、後は頭だけなので、

ごくフツーの状態なら食い仕掛けも込みで聴牌が間に合うはず。

しかし不調時はメンツ被りを河に作り、間に合わない。

それも親の上家の北家だから極力門前で手をすすめたほうがいい。
痛恨の1メンツ被り。これはヤバイと思った。

萬子は伸びない!とツモの感触を得たので、
を落としてピンフ系の手に移行。

ホンイツへの固執を辞めて慌ててリカバリーしたら、なんとか間に合った。。。
リカバリーをしなかったら、河にを切っているところだった。
カンを引いてを勝負しての聴牌なので、それなりのリスクがあった。

本来ならノーリスクで以下の聴牌形になっていたはずだ。

しかももっと聴牌が早いからリーチかけていたろ。だいぶ打点を損したな。

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■ 手役を捨ててスピードを重視する

不調時に迎えた親番、西家の仕掛けで北家にテンパイが入った。
親番の自分はまだ一向聴。
東場なので、これくらいの手なら、例えリーチが入っても
思い切って押すべきだろう。
この手牌仕掛けるとしたらだけだが、
を鳴くと、三色も、リーチも、面前ツモも、一発も裏も放棄することになる。

しかしここは、ギリギリのところで聴牌を取るべきだ。
歯を食いしばってをポン。

ポンを入れるのは親、南家の場合限定。
西家、北家の場合は鳴かずに歯を食いしばって「オリ」だ。

アガリ切れば、必ずツキは上昇する。
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■ 手役のランクを落とす

モンド王座2#04 東1-1
前の半荘でノーホーラのラス。

前局親マンを振り込んで、明らかに不調。

ここから何を切るか?
を切る。これは当然だろう。

切りのチンイツ決め打ちは危険過ぎる。

不調なのだから手牌にマッチしないツモがくる可能性高いだろう。

この可能性に備えるべきだ。

だからこの手は役狙いのランクを落とし、一通を狙うのが一番いい。

 打

索子のヘッド化、タンヤオ移行にも対応できる。

どうしてもチンイツにするなら鳴きを考えたほうがいい。

不調時に足を使うのは危険だが、これが次善の策。
次巡、ツモ。

ここからで暗雲漂うツモに方向転換を考えるべきで、フリテンでも残す。

しかしこのフリテン含み中張牌ブクブクの形に構えるのは危険なので、
ここからはタンヤオ狙いよりも受けを考えてのほうを残す。

正解は、

 ツモ
そうすると7巡目のツモで聴牌。

そうなると、トップ目の11巡目聴牌の打牌を捕らえることが出来た。

少なくともまっすぐ打たせないことは出来たはずだ。
しかし、逆にこちらは間に合わずにまたロン牌を掴まされ、放銃となった。
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