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【446】☆『トップ狙いセンス・06 男の勝負処』〜男の気がついてからでは遅い・勝負処をオーラス以外に一つ設定

『トップ狙いセンス・06 男の勝負処』

 「男の気がついてからでは遅い・勝負処をオーラス以外に一つ設定」

 ・毎回ピヨっていては勝負には勝てない
 ・どこで勝負を賭けるか?その基準を考察してみる
 ・なにも親・オーラス・南場だけが勝負処ではない
 ・オーラス以外に設定し、成功すれば御の字、失敗も巻き返しやすい
 ・無理な勝負を避けるため、立ち回りやすくするため

オーラス以外の勝負処について例をあげてみる。

■ 東発は手が入れば取り敢えず勝負してみる〜ドラを通せば…

東発でいきなりチャンス手が入ったが、親リーチがかかっている。
キモのカンは場に2枚切れている。
切り遅れたは親リーにはキツイが押すか?を押すとツキを10%くらい消費する。
それとも現物のを切って引くか?
ここはまだ東の1局。
まずひとつの勝負処と定めてを切った。

本来ならば、親リーチに強く押せる形ではないが、

ここを制すれば決定打になると思って。

通れば間違いなく決定打になる。

親番だけが勝負処ではない。オーラスで勝負出来る手が入る保証もない。だからココなのだ。

当たればそのときは、じっくり立て直せばいい。

チャンスはそんなに多く来るものではない。
ドラのを重ねてを切ってリーチ。

これが通れば、おそらく五分以上の戦いになるはず。

ドラを通すとリーチ合戦は基本有利ってのが俺の感覚だ。
一発で仕留めて満貫。
このアガリが効いて、次の親番で6000オールをツモ。

トップ当確ランプが灯り、あとの勝負が大分楽になった。
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■ 勝負処を見誤るな!

親が高そーな仕掛けで手出し
さらに上家がを切ってリーチしてきた。
をポンしてションパイのドラを切れば聴牌だがどうするか?
正解はをポンして、をトイツ落としする。
親にはは通りそうだし、新ドラのマタギだが、リーチに当たれば仕方ない。
をポンせずにトイツ落としするのは、ダメだ。

なぜなら親にチーされる可能性があるからだ。親の仕掛けを助けるのは良くない
をトイツ落としするのは打点と守備のバランスを考えて。

親は60符以上が確定しているので、ドラで放銃すれば最低58以上ある。
いくらなんでも手出しの親に暗刻筋でドラの切りは暴牌過ぎる。

ここは廻るところだ。
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■ 北家の動きで入った親聴牌は即リーチする

北家のポンの動きでが重なった。

こんな時はドラ引き、赤引きを考えずに即リーチする。

案の定ツモったが、一発のオマケつきだ。
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■ 東風戦、下降線からの立て直し

東発に親マン放銃。

対面の仕掛けに気が行っていて、うっかりだ。
でチーして、ツモ切り手出しからカンとカンを警戒していた。
親の捨て牌のバランスからは勿論だが、だって十分に危険だった。

これは東風戦で、しかも赤がないルールなのでかなりダメージだ。

両面チーから入っているのでドラ含みは警戒すべき局面であった。

2本場、じっと我慢。

3本場も、じっと我慢。ここで下家が放銃してツキをすり減らした。
4本場も我慢。ここでトップ目の上家が放銃してツキを目減りさせた。
ここでトップ目の親が流れた。
ラス目で迎えた親番だが、安目を引いての聴牌だが、高目三色だ。
筒子は高いが、一色手を狙っている者はいない。は出やすい待ち。

ここは堅くダマにするか?リーチか?
ここは勝負処と定めてリーチした。
東風戦なのでこれがおそらく最後のチャンス。

せっかくここまで我慢してきて持ってきたチャンス手。
ダマにしてを狙い撃ちしても良いが、
を一発でツモってしまうのを避けたかったからだ。

それに上家と下家はツキを目減りさせているので、まず勝負になると読んだ。

このリーチにトップ目が一発で飛び込んできて高目を捉え、18000。

勝負処を制した。

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