『トップ狙いセンス・06 男の勝負処』 |
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「男の気がついてからでは遅い・勝負処をオーラス以外に一つ設定」 |
オーラス以外の勝負処について例をあげてみる。
東発でいきなりチャンス手が入ったが、親リーチがかかっている。 キモのカンは場に2枚切れている。 切り遅れたは親リーにはキツイが押すか?を押すとツキを10%くらい消費する。 それとも現物のを切って引くか? |
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ここはまだ東の1局。 まずひとつの勝負処と定めてを切った。 本来ならば、親リーチに強く押せる形ではないが、 ここを制すれば決定打になると思って。 通れば間違いなく決定打になる。 親番だけが勝負処ではない。オーラスで勝負出来る手が入る保証もない。だからココなのだ。 当たればそのときは、じっくり立て直せばいい。 チャンスはそんなに多く来るものではない。 |
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ドラのを重ねてを切ってリーチ。 これが通れば、おそらく五分以上の戦いになるはず。 ドラを通すとリーチ合戦は基本有利ってのが俺の感覚だ。 |
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一発で仕留めて満貫。 | |
このアガリが効いて、次の親番で6000オールをツモ。 トップ当確ランプが灯り、あとの勝負が大分楽になった。 |
親が高そーな仕掛けで手出し。 さらに上家がを切ってリーチしてきた。 をポンしてションパイのドラを切れば聴牌だがどうするか? |
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正解はをポンして、をトイツ落としする。 親にはは通りそうだし、新ドラのマタギだが、リーチに当たれば仕方ない。 をポンせずにトイツ落としするのは、ダメだ。 なぜなら親にチーされる可能性があるからだ。親の仕掛けを助けるのは良くない をトイツ落としするのは打点と守備のバランスを考えて。 親は60符以上が確定しているので、ドラで放銃すれば最低58以上ある。 いくらなんでも手出しの親に暗刻筋でドラの切りは暴牌過ぎる。 ここは廻るところだ。 |
北家のポンの動きでが重なった。 こんな時はドラ引き、赤引きを考えずに即リーチする。 案の定ツモったが、一発のオマケつきだ。 |
東発に親マン放銃。 対面の仕掛けに気が行っていて、うっかりだ。 でチーして、ツモ切り手出しからカンとカンを警戒していた。 親の捨て牌のバランスからは勿論だが、だって十分に危険だった。 これは東風戦で、しかも赤がないルールなのでかなりダメージだ。 両面チーから入っているのでドラ含みは警戒すべき局面であった。 |
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2本場、じっと我慢。 |
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3本場も、じっと我慢。ここで下家が放銃してツキをすり減らした。 | |
4本場も我慢。ここでトップ目の上家が放銃してツキを目減りさせた。 ここでトップ目の親が流れた。 |
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ラス目で迎えた親番だが、安目を引いての聴牌だが、高目三色だ。 筒子は高いが、一色手を狙っている者はいない。は出やすい待ち。 ここは堅くダマにするか?リーチか? |
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ここは勝負処と定めてリーチした。 東風戦なのでこれがおそらく最後のチャンス。 せっかくここまで我慢してきて持ってきたチャンス手。 ダマにしてを狙い撃ちしても良いが、 を一発でツモってしまうのを避けたかったからだ。 それに上家と下家はツキを目減りさせているので、まず勝負になると読んだ。 このリーチにトップ目が一発で飛び込んできて高目を捉え、18000。 勝負処を制した。 |