『リーチ100連発・33 ラスト侍リーチ』 |
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・オーラス立直基準=変化「3」以下でも待ち、ハードルを下げる |
だいたいオーラスでトップ目中心の流れならば、最終形がハナから入る事自体が少ないだろう。
だからギリギリまで変化待ちをして逆転をより確実にする必要がある。ハードルを下げてやることだ!
【通常の基準値】 ■ 変化『4以上』…『明日のために形』=ダマの変化待ち ■ 変化『3以下』…『俺たちに明日はない形』=即リーチ ↑この基準値を下げてギリギリまでダマで飜数を溜める。 |
ちなみに、必殺リーチの種類についても紹介しておく。
ラストサムライリーチ |
実質最終形での逆転を掛けたリーチ。 |
切腹リーチ | 無謀なリーチ全般。 |
カミカゼリーチ | 振り込み覚悟で突っ込むリーチ。 |
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オーラスでトップ目と19700点差。これは倍ツモ・ハネ直でないと変わらない。 |
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ギリギリラインでリーチをかけてしまったが、
ここでリーチだろ。。。 |
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オーラス、トップ条件は、「満ツモ」「満貫出アガリ」の2つだけだ。 |
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だからここはリーチを我慢して、ダマに構えた。 |
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次巡、すぐに三色確定の![]() ![]() ハードルがぐっと低くなった。 条件は揃った。こうなれば『ラストサムライリーチ』だ。 リーサルウェポン発動。 |
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望外の高目一発ツモ。裏ドラも乗った。 勿論トップ捲りのアガリ。最高の結果となった。 |
形で打っていると見過ごしやすい三色確定形。
アガリに条件がつくときに威力を発揮する。
【オーラス7巡目西家】
何を切ってどうするか? |
切りダマ。
オーラスでの翻数足らず、狙いの感性を問う問題。
ここでの一番の無策は切りリーチ。
3着とも微差、リスクを背負ってたったの2000点。
一発直撃+裏か、一発ツモ+裏がないと逆転できない。
逆転の可能性もあるが、これは運の無駄遣いでしかない。
2番目にダメなのが、切りのタンヤオ狙い。
勝負ポリシー的に緩手と言える。
オーラスの逼迫した状況では大らか過ぎて勝ち味に欠ける。
、
切りの手牌崩しの3色狙いもイマイチキレがなく勝ち味に乏しい。
ここは切りダマが最善策といえる。
ダマで、
ツモを待つ。
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このラストサムライリーチならどちらでも3色確定のリーチが打てる。
またを先にツモってしまっても、
ツモ→
切りリーチ
ツモ→
切りリーチ
フリテンでも高目が2種あるリーチが打てる。
問題はをツモってしまったとき。
ツモ→
この場合は3色はと選択が残る上に、高目1種しかない。
何が何でもトップならどちらかを切ってのフリテンリーチに出るしかないが、
3着が満ツモ圏内に迫っている以上、
勝負ポリシー的にはこれは緩手になる可能性がある。
この場合牌運ここまで…
とあがるのが平常時の勝負ポリシーとしたい。