男の麻雀ポリシー > 【444】★『リーチ100連発・33 ラスト侍リーチ』〜オーラス立直基準=変化「3」以下でも待ち、ハードルを下げる

【444】★『リーチ100連発・33 ラスト侍リーチ』〜オーラス立直基準=変化「3」以下でも待ち、ハードルを下げる

『リーチ100連発・33 ラスト侍リーチ』

 ・オーラス立直基準=変化「3」以下でも待ち、ハードルを下げる
 ・オーラスの立直は点差戦略によってギリギリの変化ライン『3』で仕掛けるよりも、
  変化を待って合格(ヒロミGO!)と判断した時点で仕掛ける。
 ・つまり手牌変化の基準を『4』から『3』以下に下げる。

だいたいオーラスでトップ目中心の流れならば、最終形がハナから入る事自体が少ないだろう。
だからギリギリまで変化待ちをして逆転をより確実にする必要がある。ハードルを下げてやることだ!

【通常の基準値】
■ 変化『4以上』…『明日のために形』=ダマの変化待ち
■ 変化『3以下』…『俺たちに明日はない形』=即リーチ

↑この基準値を下げてギリギリまでダマで飜数を溜める。

ちなみに、必殺リーチの種類についても紹介しておく。

ラストサムライリーチ

実質最終形での逆転を掛けたリーチ。
切腹リーチ 無謀なリーチ全般。
カミカゼリーチ 振り込み覚悟で突っ込むリーチ。

■ ラストサムライを待てなかった『切腹リーチ』

オーラスでトップ目と19700点差。これは倍ツモ・ハネ直でないと変わらない。
これはちと厳しい。
2着と12000点差。マンツモ圏だ。さらにリーチ棒が出たで、
52は55直(1本場)だからピッタリ変わる。
これだけ見ると、2着逆転の条件は満たしている手牌。

でも手替わりが、、3種の赤()と、計5つあるのだ。

ツモならダマツモか直撃狙いに絞れて、
ツモならピンフとドラで2飜アップでしかも3面待ちだ。
それに満貫を直撃されるとラスになる。

リーチ合戦では負けることはないだろうと思いつつも、
ここはやや慎重にダマで手替わり待ちが正解だ。
手替わりの多さから、目標により確実に近づく聴牌を目指す。
可能性を高めるための『明日のために形』だ。

ギリギリラインでリーチをかけてしまったが、
これは『ラストサムライリーチ』ではない!『切腹リーチ』だ!
リーチ後に最悪というか自業自得というか、で手替わりした。

 切りリーチ

ここでリーチだろ。。。

でも後引っ掛けになって、聴牌していた親がひっかっかってダイブしてくれた。

上家取りで同点2着だ。判断ミスがあったが、ラッキーだった。

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■ より確実なマンツモを目指して…『ラストサムライリーチ』

オーラス、トップ条件は、「満ツモ」「満貫出アガリ」の2つだけだ。

13・26ツモでは縮まる点差が13・26・65・78なので
立直棒でも出ない限り、1000点届かない。
(3900直でもいいが対子なので、3900の手は出来ない)

10巡目聴牌だが、リーヅモ一盃口では届かない。
安目だとでもない限りリーヅモだけだ。
ツモっても裏ドラ1枚条件。ハードルがちょっと高いので微妙に厳しい。

ここは変化がしかないが、ダマにして変化を待つ時とみた。

逆に、3着目という立場を踏まえて、
聴牌後にアガリ以前に変化するだろうという読みが根底にある。

だからここはリーチを我慢して、ダマに構えた。
次巡、すぐに三色確定のをツモ。こうなればの出アガリでもOK。
ハードルがぐっと低くなった。

条件は揃った。こうなれば『ラストサムライリーチ』だ。

リーサルウェポン発動。
望外の高目一発ツモ。裏ドラも乗った。

勿論トップ捲りのアガリ。最高の結果となった。
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■ 三色確定形を狙う『ラストサムライリーチ』

形で打っていると見過ごしやすい三色確定形。
アガリに条件がつくときに威力を発揮する。

【オーラス7巡目西家】
トップの南家に7000点差の2着目。3着には9000点差

 ドラ ツモ

何を切ってどうするか?

切りダマ。

オーラスでの翻数足らず、狙いの感性を問う問題。
ここでの一番の無策は切りリーチ。

3着とも微差、リスクを背負ってたったの2000点。
一発直撃+裏か、一発ツモ+裏がないと逆転できない。
逆転の可能性もあるが、これは運の無駄遣いでしかない。

2番目にダメなのが、切りのタンヤオ狙い。
勝負ポリシー的に緩手と言える。
オーラスの逼迫した状況では大らか過ぎて勝ち味に欠ける。

切りの手牌崩しの3色狙いもイマイチキレがなく勝ち味に乏しい。

ここは切りダマが最善策といえる。
ダマでツモを待つ。

ツモ
ツモ

このラストサムライリーチならどちらでも3色確定のリーチが打てる。

またを先にツモってしまっても、
ツモ→  切りリーチ
ツモ→  切りリーチ
フリテンでも高目が2種あるリーチが打てる。

問題はをツモってしまったとき。
ツモ→ 
この場合は3色はと選択が残る上に、高目1種しかない。
何が何でもトップならどちらかを切ってのフリテンリーチに出るしかないが、
3着が満ツモ圏内に迫っている以上、
勝負ポリシー的にはこれは緩手になる可能性がある。

この場合牌運ここまで…
とあがるのが平常時の勝負ポリシーとしたい。

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