『男のションパイ・02 男はションパイで待たない』 待ち選択・ションパイでなく場に切れている牌で待つ |
---|
・待ち選択・ションパイ(ションパイ)でなく場に切れている牌で待つ <理由> 1) 場に出ている方が少なくとも一人には不要な牌。 2) 場に出ていない方が固めて持たれている可能性がある。 3) 場に出ている方がポンが入らなかったということはトイツの可能性が若干低い。 |
★使用上の注意 1) トイツ場なら尚更! |
牌効率の選択で、場に出ている受け(熟牌)を残すか、出ていない受け(ションパイ)を残すか?
これは答えはひとつ。ションパイでないほう熟牌を残す。
さて、この手牌からなにを切るか? | |
を切る。 を切っておけば、裏目のをツモってもフォローがきくという考え方もあるが、 |
|
結局下家に食いながされた形だった。 のところから、場の出切れを見て両面決め打ちしたのが隙になった形だ。 |
捨て牌3段目の超終盤でテンパイ。
つまり、のほうが山に眠っている可能性が高い。 |
||
筋にかかっていたせいもあってか、トップ目から一発で出て、ドラがリバーシブル。 望外のマンガンになって捲くりトップ。 は下家が暗刻ってた。 |
オーラスで、微差のラス目。 もう終盤に差し掛かるところ。 何を切るか? |
|
ここは切りでも、切りでもなく、「切り」が正解。 まず切りは、このオーラスで聴牌を取らないのはヌルい。 そして切りの単騎はドションパイなのでヌルイ。 3着と200点差、かすかなアガリの可能性を拾いに行くなら1枚切れで待つべきだ。 一人切ってるやつがいるからもう一度ツモってきたら切るだろう。 それにションパイのは固めて持たれている可能性が高い。 |
|
実際は対面が2枚持っていた。 | |
を切らなかった結果、本当に結果でしかないが、下家に聴牌が入り、 リーチ一発で後がない対面がダイブしてジ・エンド。 俺がを切っていたら違う展開だった。 は2枚持っている対面がポンして下家に聴牌は入らない。 そしての壁でが出やすくなる。 というかツモっていたかも。。。僅差のオーラスは1枚の後先で決まるし。 そしたら俺が2着になっていたかもしれない。 |
ダンラスの下家(俺からみて)が上記メンホンチートイドラドラの聴牌。
…こいつが取った選択は |
||
…そう現物待ちリーチだ!
まあこれがフツーの考え方だが、固めて持たれてるならは使いにくいはずだろ。 |
||
実際は俺が2枚使っていて単騎ならおそらくあがれていない。 先行リーチのトップ目がまたを掴んでご臨終だった。 上家の俺はタナボタトップ。 |
さて、ここから切る牌は何か? | |
ここで、の出を見て4sを切ったわけだが、これはセンスレス。 を切るのが正解だ。 対面には確実に不要なのに対して、 場に見えていないは固めて持たれている危険性が高い。 ここからを切るのがセンスというもの。 ちょっとのことだが、大きな差だ。 |
|
オープンしてみるとわかる。 は3枚使われているのにたいして。は丸生きだった。 |
|
を持ってきてしまう。 効率の悪い選択をしているのだから自業自得といえる結果。 |
|
本来なら の聴牌が入ってリーチをかけていれば局面も変わっていただろう。 この聴牌逃しは何気にデカイ。 |