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【440】 『男のションパイ・02 男はションパイで待たない』〜待ち選択・ションパイでなく場に切れている牌で待つ

『男のションパイ・02 男はションパイで待たない』
待ち選択・ションパイでなく場に切れている牌で待つ
 ・待ち選択・ションパイ(ションパイ)でなく場に切れている牌で待つ

<理由>
1) 場に出ている方が少なくとも一人には不要な牌。
2) 場に出ていない方が固めて持たれている可能性がある。
3) 場に出ている方がポンが入らなかったということはトイツの可能性が若干低い。
★使用上の注意
 1) トイツ場なら尚更!

牌効率の選択で、場に出ている受け(熟牌)を残すか、出ていない受け(ションパイ)を残すか?
これは答えはひとつ。ションパイでないほう熟牌を残す。

■ 嵌張待ち選択・1

さて、この手牌からなにを切るか?

を切る。

を切っておけば、裏目のをツモってもフォローがきくという考え方もあるが、
もう終盤で一手の遅れは取り戻せない状況。
ここに来て受入れを狭める切りはないし、切りも温い。
ここはを切ってカン受けに賭ける。

手牌は順子構成だが、縦の目立つツモ。
こんな場合はションパイのはアテに出来ない。ポイントは場に切れている
のほうが相手に不要で山にいると見るべき。
この場合は実際の枚数的には互角なんだが、
がトイツで持たれていたり、ポンされたりしたら最悪だし、
切った奴がリーチをかけてきたら、
カン待ちの方が現物待ちになりあがれる確率が高いので、
とにかくションパイのほうが良くなくて、場切れのほうを残すのが基本だ。

対子場であろうとなかろうと、ションパイよりも場に切れているほうで待つのが基本。

結局下家に食いながされた形だった。
のところから、場の出切れを見て両面決め打ちしたのが隙になった形だ。
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■ 嵌張待ち選択・2

捨て牌3段目の超終盤でテンパイ。
しかし待ちをどちらに取るか?…ここはカンでリーチが断然いいのさ!
なぜか?

1)直前の下家の切りから、下家には不要。
2)下家はツモ切りの連続なので、テンパイかテンパイが近い。(実際は一向聴)
  だからもういちどをもってきたら切る可能性が高い。
3)に対してポンが入らなかったから、
  どこかに対子の可能性が若干低くなった。
4)が場に4枚見えてるのには1枚も見えていない、
  は固めて持たれてる可能性がある。

つまり、のほうが山に眠っている可能性が高い。

筋にかかっていたせいもあってか、トップ目から一発で出て、ドラがリバーシブル。
望外のマンガンになって捲くりトップ。

は下家が暗刻ってた。
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■ 単騎待ち選択・1

オーラスで、微差のラス目。

もう終盤に差し掛かるところ。

何を切るか?
ここは切りでも、切りでもなく、「切り」が正解。

まず切りは、このオーラスで聴牌を取らないのはヌルい。

そして切りの単騎はドションパイなのでヌルイ。

3着と200点差、かすかなアガリの可能性を拾いに行くなら1枚切れで待つべきだ。

一人切ってるやつがいるからもう一度ツモってきたら切るだろう。

それにションパイのは固めて持たれている可能性が高い。
実際は対面が2枚持っていた。
を切らなかった結果、本当に結果でしかないが、下家に聴牌が入り、

リーチ一発で後がない対面がダイブしてジ・エンド。

俺がを切っていたら違う展開だった。
は2枚持っている対面がポンして下家に聴牌は入らない。

そしての壁でが出やすくなる。

というかツモっていたかも。。。僅差のオーラスは1枚の後先で決まるし。

そしたら俺が2着になっていたかもしれない。
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■ 単騎待ちの選択・2

ダンラスの下家(俺からみて)が上記メンホンチートイドラドラの聴牌。
ここからの選択は3つだろう。

1)現物のを切ってリーチ
2)通ってないを切ってリーチ
3)を切ってチンイツに向かう

…こいつが取った選択は

…そう現物待ちリーチだ!

チンイツ狙いは微妙。

メンホンチートイでも倍満あるんだから、リーチできる分強い。
おそらく切り単騎待ちのリーチが一番いい選択だ。

理由)

1)先行リーチにはが不要なのがわかっている。
2)はここに来てションパイ。
  全部山にいるとは考えにくい。(というか都合が良すぎる)
  ダンラスであることも合わせて考えるとは固めて持たれてると考えるべき。

まあこれがフツーの考え方だが、固めて持たれてるならは使いにくいはずだろ。
だから見た目よりも単騎は悪くはない。
切りリーチでもいいが、打点がやや足りない。下手すると跳満にしかならない。

実際は俺が2枚使っていて単騎ならおそらくあがれていない。
先行リーチのトップ目がまたを掴んでご臨終だった。
上家の俺はタナボタトップ。
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■ 両面待ち選択

さて、ここから切る牌は何か?
ここで、の出を見て4sを切ったわけだが、これはセンスレス。
を切るのが正解だ。

対面には確実に不要なのに対して、
場に見えていないは固めて持たれている危険性が高い。

ここからを切るのがセンスというもの。
ちょっとのことだが、大きな差だ。
オープンしてみるとわかる。

は3枚使われているのにたいして。は丸生きだった。
を持ってきてしまう。
効率の悪い選択をしているのだから自業自得といえる結果。
本来なら



の聴牌が入ってリーチをかけていれば局面も変わっていただろう。

この聴牌逃しは何気にデカイ。
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