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【438】★『男の因果関係・03 アヤのある牌はなるべく切らない』

 ・アヤのある牌はなるべく切らない。
 ・アヤのある牌は比較的わかりやすい現れ方をする。
 ・同じ牌が続けてドラになるのはドラ綾牌。
 ・アヤのある牌を中心とした手役を狙う。
 ・アヤ牌がタンヤオ牌ならタンピン、字牌なら変則手。
 ・アヤのある牌が役牌の場合は、1鳴きしたほうがいい。
 ・綾のある牌は、ドラと同じ価値があると思わなければならない。

これは理屈抜きで「切らない」という決めにしておく。
また数字の牌ならば、アヤのある牌の近牌も切らない。アヤの牌を使い切るために。
さらにアヤの牌の筋の牌も切らないほうが良い。
…ということはアヤ牌を待ちにしてしまうのが一番良い。

■ アヤのある牌は次局注意・1

前局に受け間違いで失敗こいた

これはアヤのあるキー牌なので、次局以降はこの牌には注意だ。
断ヤオのみをダマで聴牌していたところ引いてきた

これは前局のアヤ牌なのでこの煮詰まった局面で絶対に切ってはいけない。
このが仕掛け聴牌に刺さって5200放銃。
この振り込みでラスは決定的となった。

こうなる前にどうすれば良かったのか?対策はある。
5巡目に落としと、セオリー通り辺張を嫌っていくわけだが、
前局ののアヤを考えて、ここを敢えて残せば良いのだ。

アヤ牌を受け入れられる体勢を作っておく、これが最善の策だ。
ここはを切って受けを残す。
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■ アヤのある牌は次局注意・2

モンド杯4#02 東1-1
東1局、裏ドラがだった。
このは、親がうまく打ってシャボに受け替えていれば、

18000の和了り牌だった。
東2局、を大事にしていたところにドラ暗刻の勝負手が入る。
は鳴けず、門前の聴牌が入った。

ただし、これは和了れなかった。

この段階で、には強いアヤがあると見る見方がほしい。
東2局1本場、前局と同じところにが入り、これを1鳴き。

トップ目の親でトップ目からの鳴きなので悪くない。

この局はポンした者の和了りはなかったが、

1000点の横移動で好配牌の親が落ちたのでまあ悪くない結果。

次局は親番のこいつの一人聴牌で流局で3000点の収入。

その次は二人聴牌で流局で連荘。
しかし、次局の東3局、アヤの強いを第2打で切った。

ここでもまだ切らないほうが良かったが。
それにあわせる形で南家がを切る。

しかし、これは合わせないで大事にしまっておいたほうがいい。
10巡目にこのを被る。
次巡、七対ドラドラの聴牌を逃す。
ここにものアヤがあった。
東3局3本場、トップ目にが入る。
ここからションパイのをポンしてチンイツに向かうわけだが、
にアヤがあるので、
ここは鳴かないで、を生かせるホンイツを狙ったほうが良かった。
ポンの直後に下家にが流れた。
門前ならこのが対子になっていた。

アヤを感じてホンイツを狙うべきだったろう。
この後のツモが、本来ならで、

門前のツモりメンホン三暗刻の聴牌だった。



ところが、他に聴牌を入れてしまい、和了り逃しの格好になった。
東4局は前局52をあがったところにの暗刻が入ったが、
3巡目のトップ目が切った1枚目のをアヤを感じてポンすればよかった。
ポンならばが入って、おそらく

 

こんな感じまで伸びていた。

上家の切りによっては倍満以上の聴牌が入っていた可能性がある。
南1局、トップ目が切ったを親がポンして500オールの和了り。

トップ目の待ち聴牌をかわしての和了りでの連荘。
南2局、ラス目の河にが被っている。

アヤを感じてを大事にしていればメンホンチートイをツモ和了っていた。



鳴きを絡めていても和了れていたかも?
南3局1本場。
ラス目の南家の配牌にが対子で入った。
トップ目の対面が3巡目にをツモ切る。

これをアヤを感じてポンしていれば、

 

こんな感じになっていたはず。

それが、早い2件リーチに挟まれてあえなく放銃。
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■ アヤのある牌は次局注意・3

モンド王座1#25 東2-1
東2局でロン和了が出た。
また同じでの和了り。

この時点での綾だけは気に留めなければならない。
待ちになったら即リーチが正解。

ツモ和了のほうが綾が強い。
ラス目だが、のツモ和了。

最後まで綾が残った。

これは意識して曲げたいところ。
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