男の麻雀ポリシー > 【425】☆『男の4枚愚形・04 「4455形」 【並び対子形】 』〜両面1セット嫌う・ポンで片割れを炙り出す

【425】☆『男の4枚愚形・04 「4455形」 【並び対子形】 』〜両面1セット嫌う・ポンで片割れを炙り出す

『男の4枚愚形・04 「4455形」 【並び対子形】 』

 ・ダブル面子「4455形」は単独の3〜7牌より愚形
 ・両面1つを嫌って、例えば単独4を残せばクッツキを求めれば、
  幅が増えて受入れる牌種が2倍になる。
 ・タンピン系で綺麗なハネ満が狙えるときは、
  W面子を引っ張ってチートイの天秤はかけずに
  孤立3〜7牌のクッツキを残す。
 ・3344はほぐして34に受ける。3446も準ダブルメンツ。
 ・とくに親番では平たく、手広く!七対はなるべく見切れ!
 ・2233形の場合は片割れポンしての炙り出し効果狙いもあり。

★使用上の注意
 ・ 例外は二盃口を狙う場合だけ。
愚形パターン
2233形
3344形
4455形
5566形
6677形
7788形

■ ダブルメンツ捌きの基本スタイル・1

この形からはと捌くのが基本スタイル。

2度受けは重い。

捌けば受けが2倍になる。
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■ ダブルメンツ捌きの基本スタイル・2

萩原聖人麻雀ガチンコ3番勝負#1 東1-2
何を切るか?
ここは切りでなく、切り
はドラメンツなので切らないとすれば、
一番重たい形の形を捌く。

親でポンで軽く和了ることを意識したならば
残してもいいが、軽く和了るつもりならば切りだ。
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■ 最後の親番ならダブルメンツを捌け・1

モンド杯9#16

最後の親番、何を切るか?
ここから切りはリスク高くねえ?
受けをフォローしてるとはいえ、ツモで致命的だ。

それよりも2度受けを捌いておきたい。

つまり切りが正解。(赤なしルール)

親なので七対は見ない。
を残していれば、
ツモ→そしてこのツモで以下の聴牌になっていた。

そしてこのを捕らえていたかもしれない。

(リーチなら出ないかもしれないがダマなら十分和了り目があった)
結局ノーテンで流局終了。

なんとも情けない結果。
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■ 最後の親番ならダブルメンツを捌け・2

モンド杯9#03

現在26.1で3着目の親。

最後の親でこの選択はどーよ?
結局ノーテン・・・ダブルメンツを捌けよ!
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■ 赤麻雀では特に重要

ここからドラがということでを切るわけだが、
これでは受入がメチャメチャ狭くなる。
超センスレスだ。
この巡目ではを残して、
引き形に備えて手を広げる。
引きはイマイチだが、すぐに両面変化が二つある好形嵌張。
引きの形なら払っていくかもしれないがこの段階では残す予定。
の2度引き依存よりはマシだ。

ここはドラでもを切るのがベスト。次点が落とし。

最悪の結末。引いてすぐに受入れが2倍
牌種がだが)になり、ツモで1面子へくった。

赤麻雀なら尚更均等に残さねばならない。しかもこれ、三色形だしな。

タンピン赤々ならチートイにはしないだろ。さすがに。

やっとこを引いたが、すでに先行リーチが入っている。
親も聴牌気配濃厚。
切り遅れたドラのを切ってリーチ。

これが12000に突き刺さる。ある意味自業自得の結果だ。。。

本来の聴牌は6巡目リーチで、

 ツモ

こうなっていただろう。鳴きが入ってもあがれていたと思う。

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■ 連続ポンを想定して鳴く

 ドラ

嵌張が目立つ手牌でもドラ2なので、が出たらポンして急ぐ。
ポンにより壁化したのポンも期待込みで鳴く。
が辺張化するので、ポンからでも良い。
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■ タンヤオが消える3面待ちにこだわらない

【東場親・7巡目】

 ドラ

でジーッとの2度引きを待つのは親の構えとしては悠長過ぎる。

ここはは勿論、出たらポンしてみる。
3面待ちになると受けがあるから・・・というのでは間に合わない可能性がある。

 ポン

他家の手の内にあるを準辺張化させてを搾り出せばすぐに聴牌するだろう。
と2度受けを嫌っていくのは勝ち味に遅い。親ならなおさらだ。

   ドラ

断ヤオドラ2でもいいし、こんな手は仕掛けている内に意外とドラ2がドラ3になってたりする。

   ドラ

   ドラ

仕掛けることによりアブリ出しの効果がある。

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■ あぶり出し効果を狙った構え

【東4局西家6巡目】

 ドラ
何を切るか?

切りは勝ち味に遅い。を切ったところで場に影響は及ぼさない。
ここはを切る。切りのポンは神頼み。
よりもを切って壁を作ったほうが少しでもをあぶり出しやすい。
しかし真の狙いは、の片方をポンして片割れの意図的あぶり出し。
ポンの後、をトイツ落としする。

   ロン ドラ

最終的な狙いはこんなイメージだ。

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■ 形聴を狙うためのあぶり出し

ピンフ一盃口が狙えるが、ツモも残りわずか。
このはをポンしておく。
これならも出やすいので聴牌に取れる可能性が高い。
尖牌をポンされるとメンツを作りにくくなる。
の釣りだしを意識してポンする。
下家が抱えていた塔子の辺張化にりより、
が炙り出されてきた。
の釣り出しに成功してこれをポンして聴牌を果たす。
1人聴牌での親が落ちはかなり痛い。助かった。
しかしなぜか下家にはまたが。。。さっき切ってたのに。。。
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■ 炙り出し狙いプラス頭ハネ狙い

をポンしたのはの炙り出し効果を狙ってのものだが、(当然鳴く)
それ以外に重要な意図がある。
上家が300点しかなくて、下家と飛ばし競争中。

下家が切って聴牌気配。
最終手出しがで萬子で通ってない筋はだけ。
待ちはおそらく1点だ。
を頭ハネするためにのシャボに受けた。
ツモってきてもと入れ替えられる。

ツモられても1000オールまでなら大丈夫だが、
2000オールならまくられる。

それよりか、5800あったら、
上家が不要な萬子をツモ切ってダイブして終わってしまうのだ。
これだけは避けねばならない。
はドラだから余程のことがない限り出ないだろうが、
は上家が切っているし、対面もと入れ替えで出る可能性がかなり高い。
対面がを掴んでなんとか、危機的状況を乗り切った。

この次の局は軽い手が入り、
5巡目にダマでツモって上家のトビでトップをとれた。
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