男の麻雀ポリシー > 【387】 『好形作り・15 男の好形とドラの兼合い』〜手牌を圧迫するドラ受け要員はブッタ切り!

【387】 『好形作り・15 男の好形とドラの兼合い』〜手牌を圧迫するドラ受け要員はブッタ切り!

『好形作り・15 男の好形とドラの兼合い』

 ・手牌を圧迫するドラ受け要員はブッタ切り!
 ・ドラソバ一九牌は好形作りの敵なので、とっとと切る。
 ・仮にドラをツモってきてしまっても、フリテンに受ければよい。
 ・待ちになっても、ドラマタギはどうせ出にくい。
 ・ドラの端牌は切ってタンヤオでフォローする。
 ・ドラ受け456嵌張>両面>ドラ受け2837嵌辺張。

例えば、ドラがだとした場合、orからのメンツを作るために
将来のドラ受けを考えて手牌と関わりの薄いを残すような手筋。
この手筋ならば、ドラがならorのメンツを作るためにを残す。

しかし、男の麻雀勝負ポリシーではこういう牌は残さない。
なぜなら男の麻雀ではフリテンは恐れないからだ。
を残すと手牌を圧迫し、スピードが落ちるので普通の人より早く切る。
仮に裏目のドラを引いてきても、フリテン含みで残す。
フリテンが最後まで残ったら、状況次第だがリーチをかけてツモアガリを狙うのが基本。

勝負の場合だけだ。 通常は誰かからドラが発射された段階で切る。

両面変化が一つしかない2837受けの嵌辺張は外す。
37辺張・28嵌張は断ヤオにならないというデメリットもある。
37嵌張は断ヤオ形なので微妙だが、基本、外す。

456のドラ嵌張は両面変化が2つあるので残す。両面よりも待ちが少ないが、ドラの1飜でカバーする。
両面のほうを残せば、ピンフがつく場合でもドラ受け456嵌張を重視する。
(聴牌までの過程で両面になるかもしれないし)

■ ドラソバ発射

【東1局1本場1巡目 西家 21000点】

東1局で親満をツモられて下記の手牌

 ツモ ドラ

何を切るか?
ドラが端牌の近牌、つまりこの場合だが、孤立牌のは早めに切る。
また、厚い筒子と字牌のはホンイツに使えるのでどれも切れない。
ツモで両面、ツモで連続形、ツモで男の4枚準好形になるので切れない。
ここで切れるのはしかない。
≫ページ先頭へ

■ ドラそのものが端牌→タンヤオに寄せる過程で見切る

【東1局1本場1巡目 西家 21000点】

東1局で親満をツモられて下記の手牌

 ツモ ドラ

何を切るか?
ドラが端牌そのものだったら勿論まだ切らない。
ドラを重ねることを考える。
ドラが端牌だから役のつくは特に大事。これも切らない。
また、厚い筒子は一色手に使えるのでどれも切れない。
ここで切れるのはしかない。
手牌全体がタンヤオ形なってはじめて切る。
≫ページ先頭へ

■ ドラ受け37嵌張は見切る

が候補になるが、ここから何を切るか?

ここでを切っているが、これは間違い。
を切るのが正しい。ドラ受け嵌張は「3」なら両面のほうが大事。


では次の形なら何を切るか?

 ドラ

この形なら何を切るかというと、を切る。
が2種の両面変化するドラ嵌張形だからだ。
ちなみにを切るとをツモったときに一手遅れになる。そこまで両面にこだわる必要はない。

結局ドラ嵌張が残ってリーチしたが、親満を助ける結果になった。
待ちはジュンカラ。待ちは3枚残っていた。

結果はともかく、変化しにくい嵌張なので、ドラ受けでも外すのが正解だ。
≫ページ先頭へ