・前後関係のおかしい手出しキー牌をチェックする。 |
たとえば、以下のような捨て牌
←ポンして切り |
このが「キズ」だ。ごく普通の捨て牌で使い勝手のいいよりもが大切にされたことには理由がある可能性が高い。
つまり、は孤立していた牌ではない。
、 などの形が必ずあるはず。
からのポン切りならの周辺は安全だが、
からのポン切りならの周辺は超危険になる。
ポンの切りは、の周辺はわりと安全で、それ以外の両面が危険というセオリーがあるが、シビアな見方をすればそうとは限らない。
いずれにしろ、ここではっきりとわかるのは→というきり順から、
は孤立牌ではない可能性が95%以上くらい、ということだ。
手牌構成のなかであたりということがわかるから、三色や一気通貫などの手役を推理するヒントにもなる。
モンド杯4#12 | 東3-3 |
親がを仕掛けてしばらくして→と手出し。 この手出し、前後関係がおかしいだろ? 注意深く手出しを観察して入れば不自然さに気づく。 |
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この場合はわかりやすい辺張塔子落としだった。 辺張を嫌ったのはホンイツに渡ったためだ。 (a) からの→切り (b) からの→切り 索子に偏ってる切りでもないので、以上の(a)(b)2パターンくらいしかない。 だから、(a)の場合はまだテンパっていない。 (b)の場合はそのものが待ちか、頭。 |
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しかし北家からみたら、(b)のパターンはないとわかる。 場にが1枚切れで、自分で2枚使ってるからだ。 だから、ここでもしでなくを引いての聴牌だったなら、 のシャボ待ちでリーチすれば、 親からのロン和了りが高確率で期待できる。 |