男の麻雀ポリシー > 【345】 『好形作り・01 男の好形ポリシー』〜聴牌好形を目指す・タイムリミットは6巡目・見える所重視

【345】 『好形作り・01 男の好形ポリシー』〜聴牌好形を目指す・タイムリミットは6巡目・見える所重視

『好形作り・01 男の好形ポリシー』

 ・一向聴好形でなく聴牌好形を目指す。
 ・一向聴好形、聴牌愚形は良くない。
 ・速さだけの愚形聴牌は追っかけ等、攻撃を受けた時に弱い。
 ・好形作りは序盤の手筋。一段目・6巡目までが基準
 ・7巡目以降は「愚形聴牌」>「好形一向聴」
 ・「見えない所(3−7)」よりも「見える所(1289)」で面子を作る。

ガチ勝負になるように、好形テンパイになるように持っていく。
この意識を持って手牌を構成する意識を常に持つ。

辺張受けは弱く、両面受けが強い。
嵌張でも強弱があるので、優先順位を決める。
両嵌は手牌を圧迫することもあるので、注意。
延べ単は頭の無い形に強い。
シャンポン・単騎受けは、トイツ場などのやや歪んだ場での破壊力を考慮する。

好形を作るの向聴数をあげるバランスは局面に依存する。
序盤なら焦って役・ドラのない辺張待ちでリーチしても意味がない。
中盤までに好形を作る。終盤では好形を作るよりも聴牌することを重視する。
2段目(7巡目)でこんなことをやっていては聴牌が間に合わない場合だってある。
好形にならなかった場合でも、ズバリの引きに賭けて向聴数を稼いだり、
最後に残った場合はリーチと踏み込む勝負も必要になるときがある。
また、フリテン立直は早い巡目ほど有効。

■ 序盤は好形を作りに行く

【東1局2巡目】

 ドラ

聴牌を取るか?リーチをかけるか?

ここからを切って辺張リーチを掛けるのは早すぎる。

のソーズ4枚好形を伸ばすほうが構えとしてはいいだろう。

【東1局14巡目】親

 ドラ

聴牌を取るか?リーチをかけるか?

この巡目なら聴牌にとり、リーチを掛ける。(またはダマ)

あと2回しかツモれないのでは聴牌を崩すと下手するとノーテンになってしまう。

聴牌を組み替えている余裕はない。
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■ 巡目により切る牌が変わる

【2巡目】
 ツモ ドラ
2巡目と12巡目では同じ形でも持つ意味は全く異なる。
2巡目で聴牌に取るのは、焦りすぎだ。
2巡目なら切って跳満の1向聴に戻す。
12巡目なら聴牌を壊すのは隙になる。
ここは切って仮テンに構えるのがセンス。
【12巡目】
 ツモ ドラ
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■ 5巡目聴牌時の判断

5巡目聴牌だが、何を切るか。
ここはを切って聴牌外しが厚い。

クッツキ残しで切りリーチもあるとはいえ、
単騎に受けるのは急ぎすぎだ。

を切っておけば、

亜両面も含めれば、
ツモで好形リーチが打てる。
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■ 7巡目2向聴時の判断

親がもうと切ってだいぶ煮詰まってきている様子。
さて、ここからを切って好形を作りに行くか?
を切って暗刻を固定するか?
それともを切ってピンフへの渡りを打ちながらの1向聴に受けるか?

ここはを残し、
を切ってピンフへの渡りを残したイーシャンテンに受けた。

親の手が進んでいるようなので、
受入れをの2点に決めてしまい、
へのクッツキは捨てた。
を切ってタンヤオを確定し、
のクッツキまで残すのが理想だったが、
もう余裕がなくなったと判断した。
そしてを切った直後に親からリーチが入った。

そしてが入ったので、カン待ちでリーチしてみた。
親リーに追っかけはちょっと賭けだが、とちっちゃい壁を持っていて、
親の筋であるカン待ちはそれ程悪くはないので親リーを追っかけた。
親が結局をつかんで裏は乗らず、2600でトップ目に立つ。

まずまずだな。
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