男の麻雀ポリシー > 【340】★『好形作り・21 男の変幻自在』〜鳴きは変化形に受ける

【340】★『好形作り・21 男の変幻自在』〜鳴きは変化形に受ける

『男の変幻自在』〜鳴きは変化形に受ける
 ・例えば、から
 切りなら固定だが、切りならソーズの変化がきく。
 鳴き聴牌の場合、聴牌を維持し場の変化に対応できるように受ける。

どういう場合に変化形が効果的か?

自分にマークが集中する手の場合
1)ドラポン 2)ホンイツ など。

また、変化形を狙えば場況の変化に対応しやすい。

■ 変則待ち重視

をポンして、2巡後に聴牌だが、ここから何を切るのがベストか?
ここはを切って待ちに受けたが、
を切ってに受ける手もある。
両面も変則3面待ちも形だけでは1枚しか差がない。
は固定形で変化に乏しいが、
ならソーズの変化に対応できる強みがある。
それに、一色に偏らせないほうが、受けとしてはいい。
筋で読んでくるタイプには変則3面待ちは読みにくい。

結局南家から出たでロン、トップのまま局を進められたので結果的にはうまくいったが、
親のツモを増やす北家の鳴きなので、ややリスクを含む仕掛けだっただけに
親リーがかかっても対応できるようにこう受けたいところ。
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■ 手牌の形を変化させられるメリットを最大限に活かす

オーラスのアガリトップで二つ晒して上記の聴牌。

ここはを切っての形の固定形カンに受けたが、まず待ちが37嵌張で悪い。
ならを切ってカンに受けて良いが。

それに、これでは状況の変化に対応できない。

例えばをアンカンされたらこの手はオワリだろ。

鳴きは、リーチと違って手を組みかえられるメリットを最大限に活かしたい。
ならば、を切ってツモのにも対応できるようにするのが正着だ。

状況やツモ次第で変則3面待ちにも組み変える。
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■ 中張牌の暗刻を軸に多面待ちを作る

ここから何を切るか?
ここではを切って仮テンに受けて、
筒子にくっつけての多面待ちを狙う。
ドラを持ってきても単騎に受け変えられる。

待ち固定に受けると、
以外はすべてツモ切らなければならないので危険だ。

ここではドラから遠いほうの単騎の仮テンに受けた。
を引いて5面待ちに変化。
リーチが入ったが、これは突っ張るだろ。

の多面待ち対決は
5面待ちに軍配が上がった。
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■ タンヤオ仕掛けの変化形受け

ここから待ちを変えるのが正解か?
それともこのまま?
これはこのままのほうが柔軟。
シャボにすると、変化に対応できない。

仮にドラのをツモってしまっても単騎に受け変えられる。

だから取り敢えずは片アガリ待ちでいいべ。
が暗刻って単騎に受け替え。
結果からすると失敗だったが、ヒドイことにはならないだろ。
でアガリを逃すほうがヒドイし、立て直しもできない。
実は親は待ちの聴牌。
はドラだからツモ切らないが万が一切ってたらロン牌になってた。
そして単騎に受け変えたあと、下家が切ってるをつかんだが、
さすがに手出しを見てか、切りきれずにオリに廻ったようだ。
アガリは逃したが、トップ目は一人ノーテン。
トップ目を追いつめたと言う点では収穫はあった。
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■ 勝負手の変化形受け

ここから待ちを変えるのが正解か?
それともこのまま?
を切ってに受けるのが手筋。
待ち固定よりも柔軟になる。
例えばを持ってきて、萬子一色手の親が聴牌気配で切れない状況ならば
単騎に受けかえる事もできる。
ロンでもあがれていたが、をツモってラスト!
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■ 先行リーチが入っている時の変化形受け

先行リーチが入っている。
対面から2枚目のが出たが、ポンするか?スルーするか?
これはポンして、単騎に受け変えるのが柔軟。
この後、リーチに切りずらいドラのを持ってきても単騎に受け替えられる。
また、切りたくないドラマタギの牌も勝負しなくて済む。

これをポンせずにスルーしてしまったら、当たり牌のを掴まされてジ・エンド。
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