
| 『男の変幻自在』〜鳴きは変化形に受ける |
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・例えば、![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() から 切りなら![]() 固定だが、 切りならソーズの変化がきく。鳴き聴牌の場合、聴牌を維持し場の変化に対応できるように受ける。 |
どういう場合に変化形が効果的か?
自分にマークが集中する手の場合
1)ドラポン 2)ホンイツ など。
また、変化形を狙えば場況の変化に対応しやすい。
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をポンして、2巡後に聴牌だが、ここから何を切るのがベストか? |
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ここは を切って![]() 待ちに受けたが、 を切って![]() ![]() に受ける手もある。両面も変則3面待ちも形だけでは1枚しか差がない。 ![]() は固定形で変化に乏しいが、![]() ![]() ならソーズの変化に対応できる強みがある。それに、一色に偏らせないほうが、受けとしてはいい。 筋で読んでくるタイプには変則3面待ちは読みにくい。 結局南家から出た でロン、トップのまま局を進められたので結果的にはうまくいったが、親のツモを増やす北家の鳴きなので、ややリスクを含む仕掛けだっただけに 親リーがかかっても対応できるようにこう受けたいところ。 |
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オーラスのアガリトップで二つ晒して上記の聴牌。 ここは を切って![]() の形の固定形カン に受けたが、まず待ちが37嵌張で悪い。![]() ![]() なら を切ってカン に受けて良いが。それに、これでは状況の変化に対応できない。 例えば をアンカンされたらこの手はオワリだろ。鳴きは、リーチと違って手を組みかえられるメリットを最大限に活かしたい。 ならば、 を切って ツモの![]() にも対応できるようにするのが正着だ。状況やツモ次第で変則3面待ちにも組み変える。 |
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ここから何を切るか? |
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ここでは か を切って仮テンに受けて、筒子にくっつけての多面待ちを狙う。 ドラを持ってきても単騎に受け変えられる。 ![]() 待ち固定に受けると、![]() 以外はすべてツモ切らなければならないので危険だ。ここではドラから遠いほうの 単騎の仮テンに受けた。 |
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を引いて5面待ちに変化。リーチが入ったが、これは突っ張るだろ。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() と![]() ![]() ![]() ![]() の多面待ち対決は5面待ちに軍配が上がった。 |
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ここから待ちを変えるのが正解か? それともこのまま? |
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これはこのままのほうが柔軟。 シャボにすると、変化に対応できない。 仮にドラの をツモってしまっても 単騎に受け変えられる。だから取り敢えずは片アガリ 待ちでいいべ。 |
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が暗刻って 単騎に受け替え。結果からすると失敗だったが、ヒドイことにはならないだろ。 でアガリを逃すほうがヒドイし、立て直しもできない。 |
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実は親は![]() 待ちの聴牌。 はドラだからツモ切らないが万が一切ってたらロン牌になってた。そして 単騎に受け変えたあと、下家が切ってる をつかんだが、さすがに 手出しを見てか、切りきれずにオリに廻ったようだ。 |
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アガリは逃したが、トップ目は一人ノーテン。 トップ目を追いつめたと言う点では収穫はあった。 |
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ここから待ちを変えるのが正解か? それともこのまま? |
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を切って![]() に受けるのが手筋。![]() 待ち固定よりも柔軟になる。例えば を持ってきて、萬子一色手の親が聴牌気配で切れない状況ならば単騎に受けかえる事もできる。 |
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ロンでもあがれていたが、 をツモってラスト! |
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先行リーチが入っている。 対面から2枚目の が出たが、ポンするか?スルーするか? |
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これはポンして、 単騎に受け変えるのが柔軟。この後、リーチに切りずらいドラの を持ってきても単騎に受け替えられる。また、切りたくないドラマタギの牌も勝負しなくて済む。 これをポンせずにスルーしてしまったら、当たり牌の を掴まされてジ・エンド。 |