男の麻雀ポリシー > 【339】　『手役センス【七対子編】・０４　男の重なる字牌』～対子場では序盤に場に出ている牌は重なりにくい

【339】　『手役センス【七対子編】・０４　男の重なる字牌』～対子場では序盤に場に出ている牌は重なりにくい

　・対子場の場合、序盤に場に出ている牌（熟牌）は重なりにくい
　・ションパイのほうが重なりやすい
　・対子場では捨て牌で対子被りが目立つようになるという事情がその理由
　・熟牌になった時点でその字牌は不要と言える
　・が、フィニッシュ用に１枚切れを残す手はアリ
　・だから原則字牌は合わせ打ちの姿勢でよい
　・ツモあがりを狙いたいときはションパイで待つ
　・これは役牌を重ねたいときにも応用がきく

キーとなるのはやはり字牌。

■　熟牌より生牌が重なる
■　キーになる字牌・ツモ牌は極力切らない

■　熟牌より生牌が重なる

	これで七対子のアガリが２発目。確実に対子場だ。
	これで３発目。は重ならないだろうと読んで早切りした。直撃かツモアガリが欲しい局面だったので１枚切れで重なりにくいよりもを残した。待ちごろでリーチしたかったがすぐにトップ目から出た。
	だから、対子場とわかっていたらこの中で一番重なりにくいのはということになる。ということでここではを切るべきだ。逆にションパイのは重なりやすい。
	を切ったのだが、対子場なら１枚切れのを切った方がよかった。は重ならず、は切ってしまった後にまた持ってきた。も重ねた。そしてこの局の結末も決まり手は七対子だった。

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■　キーになる字牌・ツモ牌は極力切らない

	微差の親で試練の配牌。まだ３対子なので様子見ながら自然な手順を踏むわけだが、役牌は勿論、オタ風のもまだ切れない。ここはチートイ・対々くらいしか狙えない。対々にしても、があまりいい受けではないのでチートイ一本かな。
	はいいとして、はまだ早い。ここはを切っておきたい。
	と河に対子が２組。トイツ場かどうかはまだ様子見の段階。本来ならここでが重なっている。こうゆうションパイはまだ切らないほうがいい。ここで４対子になったので、ツモってきたは残して順子を切る。２枚切れもここで切る。そして以下の２向聴。
	６巡目までに河にトイツがと切れていてトイツ場が確定した。をツモって本来ならいよいよ１向聴。は配牌からあって２枚切れになったのでここで切る。　はツモってきた牌なのでと強度比較の結果、残す。（５は心牌であるという理由以外にも、赤なしの東風戦では対子筋なので鉄で残し）１枚切れ（１枚見え）、（ションパイ）はフィニッシュ用に残す。
	痛恨の被り、本来ならここで聴牌していた。　ホントならリーチそれでも諦めてはいけない。
	本来なら（後引き）単騎いずれの待ちでもあがれていただろう。下家からリーチがかかり、が重なったのでスピード不足を補うためにポン。の塔子を払いつつ、対々に渡ったがとうとう間に合わなかった。。。結局、この半荘は２着どまりだった。

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