『バカヅキ対策本部・04』 |
---|
「地獄モードの時は、親落としの仕掛けでもしない」 ・極力リーチをかけない ・メクリ勝負は9割方負ける ・リーチ後に手替わりする ・先行されたら掴まされた牌は切らない ・他に喧嘩させ自分より下の者を作る ・好調者のツモを増やす鳴きをしない |
チンチロでの鉄則として、左肩の親がツイているときには自分は「見」をする。
次に親番が来るのにツイてる親と必死に競り合って、
なんとか親を落としたときは自分も力尽きていて親で目が出ない。
親落としは南家の役目だが、流れを止めるムリな鳴きは無駄足に終わることが多い。
【南2局 2本場 6巡目 南家 24300点】
|
ツイてる親を蹴るのに無駄な力を使うのは南家としてはしたくない。
いざ親のときに手牌が疲弊して先行リーチが入ってツモあがられるのが相場だ。
「ツイてる親の左肩には逆らうな」の言葉どおり、
ポン、打
でピンズで自然にまとめるのが許せる範囲。
だから、正解は「鳴かない」。
【南2局 2本場 6巡目 南家 24300点】
|
ここは鳴きだ。一度を切った親は次も
をツモ切る公算が高い。
マンズはのリスクこそあれ、好形。それほどエネルギーを使わなくて済む。
456の三色を追っての打はかえって苦しいので、
と落とす。
もっとも、面前で進めるのも悪くはない。
ただ鳴く手はあるし、親を落とすにはムダがない。
だから、正解は「鳴いてもいい」。
東発。
親の現物で2度受けをチー。しかしこれは1個目を鳴くべきだった。
親の現物受けを鳴くのはいいのだが、如何せん安くて軽すぎる仕掛け。
特に東発なら様子見の「見」でよかった感じ。
これが左肩の親相手の仕掛けなら1枚目からOK。
東1局1本場。軽い仕掛けで2000点テンパイ。
フリテンを避けるため、先制リーチの現物ということでこう受けたのだが、
親に放銃と最悪の結末。
切っても、
を切っても放銃。
ここはドラソバのを切るしか道はなかったのだがそれは結果。
双方の現物があるので素直にオリるべきだった。
東1局2本場。
今度はなんとかアガリ切った。しかし…
あがって迎えた親だが、ハネマンツモられて親っかぶり。
さっきの安上がりがノシつけてカウンターとなって帰って来た。
これも安仕掛けで自らの流れを止めたのが原因だろう。