男の麻雀ポリシー > 【324】☆『バカヅキ対策本部・05 絶好調の親のツモずらしチーは塔子選択があった場合のみ有効』

【324】☆『バカヅキ対策本部・05 絶好調の親のツモずらしチーは塔子選択があった場合のみ有効』

『バカヅキ対策本部・05』
 「絶好調の親のツモずらしチーは塔子選択があった場合のみ有効」

親が好調。
なんとか親を落として生きたいと南家が頑張って安い仕掛けでアガる。
そして親がきたときはヘロヘロで、たいした配牌がこない。

好調の親のツモをずらしてを蹴りたいとき、塔子選択があった場合は食いずらしが効く。
逆に塔子選択がないくっつきテンパイのような場合は食いずらしても無駄足になりやすい。
無駄足を使って仕掛け倒れ、不発に終わった場合、次の親では大抵いいことはおこらない。

昔から南家は親を流すのが役目を言われてきた。
しかし安い仕掛け、不自然な仕掛けはかえって流れを悪くする。
チンチロでツイてる親に必死に競り合って、親を落としたときには疲れ果てていて、自分の親でメが出ない。

安いアガリを拾えたとしても、そのときの西家、北家の立場からしたら、無難に親が流れてよしとしたところ。
つまりこの頑張りは自分の親番のためではなく、西家、北家を喜ばせるだけのことで、
これをもって南家に流れが来るというのはあり得ない。
やはり南家は親を落とすためにムダ足を作ってはいけない。
不自然な仕掛けでリズムを崩すよりも、無駄足を使わずに自然な手順で親を迎えるほうがいい。

■ 具体例

【南2局 2本場 7巡目 南家 32800点】
ドラ
上家の親が打

親が連荘中。きっかけをつかんで絶好調。
前局も1面子しくってのアガリで場のツキは親のものといった感じ。
こちらも悪くはない。
トップ目を逆転されたところで、なんとかねばって、親で再逆転を期したいところ。
さてこのをチーするかどうか。狙いはツモずらしだ。

親の捨て牌

1)の場合 2)の場合 

例えば、絶好調の親の手が
のような手広いくっつき一向聴の場合に
食いずらしを入れたとしても、食い流したところで別の好形テンパイを組めるのだから、ツモをずらす効果はない。

ならば無駄足を使わずに、じっくり面前で手を育てるほうが良策。

のような確定形から一向聴の場合
発生したを嫌っての塔子選択、ここでチーを入れられてを食い流されたらキツイ。
確定形なら食い流しが効く。
などの嵌張はずしなどの場合も、両面外しと同評価ができるので、食いずらしが効く。

1)の場合 → 鳴かない
2)の場合 
→ 鳴く

≫ページ先頭へ