
| 「対・染め手への字牌外し」 → 字牌先切り・塔子外しは外から ・対面・上家のホンイツに対しては、数牌→字牌の順に勝負するのが正しいが、 下家のホンイツに対しては、字牌から勝負すれば助かる場合がある |
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・対面・上家が染めていたら、逆切り →![]() |
ポン→![]() 待ちロンがあっても、 チー→ ロンはないので、 を先に勝負する。 |
・下家が染めていたら、順切り →![]() |
ポン→![]() 待ちロン、 チー→ ロンの両方があるので、先に を勝負する。 から切れば、次に を振込むのはほぼ自分一人だが、 から切れば、自分の番の前に![]() を他が振込むかもしれない。また、 から切れば、待ち選択が発生して が助かるかもしれない。 |
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自分の手牌に不要な |
たとえば、他に2面子1雀頭が確定していて


と持たれていたら、
おそらく、どちらから切っても食われる。
→
の順に切ると、チー→ロンがある。
→
の順に切ると、ポン→ロンがある。
ただし、自分のツモ番までに対面か上家が先に
を振り込んでくれるかもしれない。
それに、テンパイ気配いかんによっては
を軸に廻し打ちが可能。
さらに、他に3面子が確定していて


と持たれていたら、
→
の順に切ると、チー→単騎ロンがある。
→
の順に切ると、放銃を避けられる。
したがって、
→
の順(順切り)を正攻法とする。
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自分の手牌に不要な |
たとえば、他に2面子1雀頭が確定していて


と持たれていたら、
→
の順に切ると、チー→ロンがある。
→
の順に切ると、ポン→ロンがある。
ただし、自分のツモ番までに対面か上家が先に
を振り込んでくれるかもしれない。
さらに、他に2面子1雀頭が確定していて


と持たれていたら、
→
の順に切ると、チー→ロンがある。
両面が残るので躊躇なく仕掛けが入るだろう。
→
の順に切ると、チー→ロンがある。
しかし、辺張の愚形が残るので
からは仕掛けにくい。

の辺張を捌く場合もこれに準ずる考え方でいい。
他に2面子1雀頭が確定していて


と持たれていたら、
→
の順に切ると、チー→ロンがある。
両面が残るので躊躇なく仕掛けが入るだろう。
→
の順に切ると、チー→ロンがある。
しかし、嵌張の愚形が残るので
からはやや躊躇するだろう。
したがって、
→
の順(順切り)を正攻法とする。
(
→
の辺張外しも同様)
このような対応が可能なのは、
などのより外側の牌はトイツを構成しやすく、
より内側の牌(上記
)はシュンツを構成しやすいため。
自分の手牌に不要な とドラの が浮いていて、ソーズの一色手をやっている人間が下家にいるとする。 ![]() のどちらを先に切れば良いか。 |
たとえば、他に3面子が確定していて


と持たれていたら、
→
の順に切ると、放銃を避けられる。
→
の順に切ると、チー→単騎ロンがある。
たとえば、他に2面子1雀頭が確定していて


と持たれていたら、
→
の順に切ると、ポンされる。
しかし
を切らなければロンされない。
→
の順に切ると、チーされる。
は対子にしなければ使いきれない。
≪理由1≫
単騎ロンへのケア
≪理由2≫
残しの廻りやすさ
以上の理由から、
→
の順(逆切り)を正攻法とする。
下家の仕掛け![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]()
自分の手牌 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ツモ![]() ここから何を切るか? |
ここから勝負する順序は、 → が正しい。下家の手牌
となっていたら、 切り→ ポンされると待ち選択が発生する。
はロンになってしまう。
が助かる。 切り→ チーされると待ち選択が発生しない。
これならば必然的にシャボになるので助からない。 |
| 電影大王位決定戦#12 | 東3 |
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下家が筒子の仕掛け。
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このときの手牌。 上記手牌から何を切るか? 下家のホンイツなので勿論 を先に勝負する。 |
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結局 を切った後に を掴んで完全に詰み。 でも当たりだが、 をツモ切って放銃となった。これが上家や対面の仕掛けなら → の順番で切れば助かる。 |