男の麻雀ポリシー > 【316】★『タコ対策本部・０８　タコに餌与えずフォーメーション』〜タコはドラが大好き→ドラ周辺は絞る

【316】★『タコ対策本部・０８　タコに餌与えずフォーメーション』〜タコはドラが大好き→ドラ周辺は絞る

タコはドラが大好物。（画像参照）



対面のホンイツを捨てたドラ単騎などが「タコ＝ドラ好き」の典型だ。

手順優位を保つためにも、タコに武器を与えてはならない。
簡単なドラ３をあがられると、吹きまくられて手がつけられなくなる。

タコは荒れ場に持っていく傾向にあるので、ドラの扱いはより慎重にする。

ドラの近牌や、赤、赤の近牌もこれに準ずる。

役牌とドラの切り順で迷ったら、字牌から切れ！
タコ卓ではドラのほうがキー牌。

• ■　ドラはギリギリまで絞る
• ■　切りきれないドラは頭にする
• ■　ホンイツに不要な中張牌のドラ
• ■　応用編・ドラ引きを想定した手組み

■　ドラはギリギリまで絞る

	タコ卓に迷い込んだ俺。 ここでは何を切るか？
	もちろん目一杯ならドラ切りだが、 ここはタコのバミューダトライアングル。 ドラを鳴かれたらツキが偏り元に戻し難くなる。 手順優位を保つためにもそれだけは避けたい。 したがってここは狭く受ける切り。 断幺確定形にもなるし、これしかない。
	次の巡目にドラ切りの親リーが入って このタイミングでドラをリリース。 しかし親リーにはイーシャンテンから突っ張り切れず降りた。 でもまあチャンスはまだあると見て対応的にはこれでよし。

■　切りきれないドラは頭にする

	おなじみタコ卓。一向聴だが、何を切るか？
	通常なら画像の通り、好形一向聴ならドラのを切ればよいが、 しかし・・・ここはバミューダトライアングル。 もうこうなってしまってはドラのは切れないので頭にするしかない。 頭のを落とすのが良い。
	を大ミンカンされてをツモられた。 タコ卓でなければ、「ない槓」（？）だったから、 三色の聴牌を喰い取られたことになる。 やはりタコ卓でドラは絞らなければならないという教訓だった。

■　ホンイツに不要な中張牌のドラ

	タコ３人卓で、ホンイツ一向聴になった。 何を切るか？
	ここでは通常なら切りで文句ないところだが。 タコ卓ということを考えると、まだ切らない。 役牌のとドラののどちらを鳴かれるとまずいかというと、ドラのほうだ！ ポン→単騎ロンの警戒をするのは通常の卓のときだけ。 タコ卓ではドラ周辺を抱えるタコが多いから通常と逆で、ドラポンをより警戒。
	このタイミングでリリースする。ＧＯ！
	やはり持っていたか・・・。 トイトイ風味の仕掛けだったのでドラトイツは十分考えられた。 をポンされたが、こちらは聴牌が間に合った。 ちょっと切るタイミングが早いと、肝のを喰い取られていた。

■　応用編・ドラ引きを想定した手組み

この手、ドラを食われてバックに放銃だったんだが、 ６巡目の切りがやや早かったように思う。 　ツモ ここからをツモ切るのだが、 もう１枚を引いたらツモ切らなければならないことを考えるべきだった。 もまだ切れない形なので、ここは２枚切れのを切っておけばよかった。 そうすれば、 からの 切りでポンが入ってもなんら問題はなかった。 ドラ引きを想定した手組みが必要だった場面。