| 『男の塔子落とし狙い・05 対子落とし以外の塔子落とし』 |
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| ・対子落としとハッキリとわかるケース以外にも 塔子落としを匂わせる切り出しもある。 ・しかしこれは対子落としと違ってはっきりとはわかりにくい ・手役と捨て牌の前後関係からの推理 ・捨て牌は孤立牌→有効牌の順に切られてくるので、 ・前後関係と手役から推理した 塔子落とし狙いをかませるケースをここに記述する。 |
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配牌4対子から、第1打 。 |
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この をいきなり対面がポン。 |
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ポンの後は → と手出しして、 ツモ切りのあと 手出し。まず、この が手の中から出てきた点注目。このあとに をツモ切りしている。 |
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4巡目にチートイをテンパイしていたが、 をツモ切りして様子見。そして次巡にツモった を小手返しして、ツモ切りリーチに踏み切る。チートイの 待ち。 |
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これは塔子落とし狙いのリーチ。 対面が をポンして の後に を手出ししてきたことから、 は塔子落としの可能性がある。 は孤立牌の可能性が高く、それよりも温存された ということはは繋がる牌を持っていたかもしれない。 をポンしているので、手役はホンイツか対々か、チャンタが濃厚。どちらかというと → よりも、 → 落としのほうが本線。役牌のある対々なら打点がそれなりに見込めるからもうちょっと残すだろう。 チャンタ含みなら未練は少ないだろうから、この塔子落としの可能性がある。 仮に を持ってなくても不用な牌の可能性が高い。それを見越しての 単騎リーチ。なにも材料がない捨て牌ならオリられてしまうかもしれないが、 序盤の捨て牌で を切ったので、アンパイに困るか、つっこんでくるかどちらにしても、 を勝負させる下地はできた。その上でのリーチだ。 |
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一発で をつかまされた対面は手の内に留めていた を魅入られたように一発で振り込む。 |
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これ、一発放銃だから裏が乗れば子でも12000点だ。 裏はなかったが6400でも出アガリなら、 12800点差がつくのでまあまあの破壊力だ。 ならば、 が手にあること、そしてそれを一発で切ってくる可能性に賭ける価値は十分にあるだろ。 |
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下家の6巡目の
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結局、この は1)2)の塔子落としでなく、3)の対子落としだった。【2枚目画像】
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実際の結果は、平凡な 単騎でリーチ。 (面子次第ではダマだが)【3枚目画像】 ![]() ![]() で仕留めれば、勝負伝説的で、ちょっとカッコイイだろ。。。 インパクトもあるしな。。。 |
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上記画像、下家が をチーして 切り。これが手牌と関係あるならば、次に出てくるのは ![]() ![]() のどれかの可能性が高い。塔子であってタンヤオに決めたか、対子であってタンヤオに決めたかが濃厚。 |
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結局上記のように対子落としだったんだが、 対子落としの可能性は3割くらいだろうか。 |
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次巡、 を引いて役なし聴牌。 → 落としかもしれないが、 → の可能性に賭けてリーチ!…つうか、読みが外れても も狙えるしな。 |
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一丁あがりだ。 |