ダママンある場合で、出やすい待ちの場合はあがりやすさを考慮して基本ダマ。
「ダママンの手」 ・14待ち25待ちはダマ(もちろん69、58待ちも同様) ・36待ち47待ちはリーチ 「追っかけリーチの現バリ」 ・1289にかかる待ちはダマ ・3647待ちはリーチ <理由> ・14待ち25待ちならリーチと機械的に曲げるのも疑問だ タダ同然なんだから、ダママンあれば曲げなくてもいいだろ |
★使用上の注意 ・高目が出にくい待ちならば、ツモ狙いでリーチでもよい |
としておく。 ダマで2000点の両面テンパイなら打点倍増計画でリーチでいいが。
1-4・2-5(または5-8・6-9)待ちになり、先行リーチが一人いて、現物待ちのときは基本ダマだ。
十分出アガリが期待できる。
3-6・4-7待ちはどうせ出にくい現物なのだから追っかけリーチでめくり合いにもっていく。
現張りでも36、47待ちは出をあまり期待できない。
だから、36、47待ちの現張り狙いの手筋は「筋が悪い」ということになる。
現張りだからという大義名分があってもリーチに対してつっぱらなければいけないのは、むしろ分が悪い。
基本的な考え方として、1289待ちは出やすい。 場に3枚見えているでも終盤まで来ると、 手の中で使いにくい分意外と生きてるもんだ。 だから、上記のように場にいっぱい切られていても諦めるのは早い。 これが基本的なら1289待ちの考え方。 |
タンピンドラドラのダマテンに一盃口がつくをツモってきたところ。 | |
最終形とばかりに鼻息荒くリーチ。 うーん、いくら待ちがいいトリでも、 ダマだったらタダ同然なんだから曲げなくてもいいだろ。 これが出のあまり期待できない待ちや 待ちならリーチに踏み切りもいいが、 ダマにしておいて確実にしとめたかったところ。 そのまま高目ツモでもハネマンなら十分な決定打になるし、 これツモれずにベタオリされたら冷えるぞ。 |
|
対面の手牌。 が完全に浮いているのに、 の両嵌から現物のを切ってオリ気味。 結果はともかく、手の進行によってはココからが出る可能性があった。 |
|
結局この勝負手を上家の安手でさばかれてしまった。 最悪の結果。 |
親番を控えた東場の南家。 現物が少ないのでリーチでもいいが、ここは確実にマンガンをあがっておくのも悪くない。 親は3着目、自分はラス目だったので、基本どおり慎重にダマに構えた。 なんせタダ同然の14pだったからな。。。 |
|
結局このアガリが親番での爆発を生み、5800、6000オールとあがって大トップだった。 |
親でタンピンドラドラテンパイ。 これをあがりきれば決定打になること間違いなし。 出やすい待ちなのでダマに構えるのが基本だ。 |
|
おいおい!曲げるのかよ! | |
あっさりツモったな。。。 体勢の差か。 あがれそうなときはリーチでもよいか。 |
高目が三色で、内側の待ちなら逆にリーチして安めを出させにくくして、 足止めしつつ、高目の引きにかける。 |
|
リーチして、仮に安めツモったときにツモ切るかどうかは別問題だ。 場況次第。 |
現在2着と僅差のトップで、親番。(左から2番目の赤枠) 2着の北家と300点差(左から1番目の緑枠) 2着の北家が仕掛けで入ったテンパイなので、普通ならリーチで被せに行っていいところ。 ヒキアガリかなり濃厚で8000オールまである。 しかし、この対局ではこれをアガれば決勝残りが確実になるようにダマにしている。 慎重に行くならこれでも(58を拾いに行くのでも)悪くはない。 それに、ドラがなので、へツモ→切りのスライドで、 ドラの筋のは出が期待できるところ。 そもそも、打点を叩かなければいけない局面ではない。 セリの北家はもう親番がない。 ダマで直撃するかツモれば、北家の逆転は残り2局では難しくなる。 他から出ても、北家の攻撃を封じることができる。 それに最悪2着でもOKな状況だった。 リーチをかけて、セリの北家以外にを止められて、 決勝のかかってかつ、もう親番のない北家は確実に向かってくる。 万が一手が入っていてマンガンでも振り込めば奈落だ。 おそらくその辺を考えてのダマだ。 普段ならリーチで叩きに行くところ。 これが待ちなら例え12000あっても、 逆に相手の手を止めて押さえ込みのツモ狙いリーチだ。 |
|
結果的にはダマ一発ツモ。 本来ならリーチだが、かけるかけないは状況を考えて、ということになる。 |
上記手牌、ダママンではないが、 待ちの場合は端掛かりなので、基本は出アガリで確実にアガリを拾いに行くという姿勢。 この基本的な攻撃スタイルと状況を加味してのダマだ。 これが36、47待ちなら引きに賭けてリーチ!ってことになるんだろうが。 まあ、この場合は次にオヤ番を控えた南場の南家、2着目ということもあり、 親マンつぶし、局捌きという意味も込みでのダマだろう。 少なくとも見た目の形はリーチをかけて勝負に行くような手でもないし。 1000点でもサクッとあがり、相手の親を潰して、 確実にマンツモ圏内にいて次の親で勝負を賭ける、って感じだと思う。 テンパイ後は親リーがかかってもダマ押し。 親に振り込みのリスクを侵しても局潰しに賭ける勝負のダマ。 (結果は親が4000オールツモだった。) |
終盤ということもあって待ちをダマにしていた。 そこにリーチがかかり、さらにダマ続行。 最後のが出る可能性がある。 なにしろ下家がマンズ屋で、対面が2枚対子落とししている。 この最後のを止められたらのほうはアテにならず、メクリ勝負になってしまう。 はまず河には出て来ないだろう。運任せのリーチはなるべく控えたい。 ここはこの最後のの可能性を残すダマ続行。 |
|
狙い通り最後のを捉えた。 案の定はリーチの頭に使われてて残り1枚しかなかった。 |
西家から仕掛け、北家からリーチが入って1巡遅れのテンパイ。 ここは西家の鳴きで入ったテンパイ、北家には本手が入ってると見て、 現バリを追っかけずに、を拾いに行くことにした。 |
|
、と強い牌を通しているのでダマはみえみえだが、 対面がアンパイに窮したら現物のは出やすいと思っていた。 は山に3枚生き、は山に1枚しかなく、 アンパイがなくなった対面が暗刻からを切ってきた。 |
|
これがきっかけで、次局は赤々裏々の6000オールをツモって、本流になった。 結局7万点近いトップを取ることが出来た。 |