男の麻雀ポリシー > 【269】★『男の対・鳴き・09 ポンテン跨ぎは安全・チーテン跨ぎは危険』〜完全一向聴が前提

【269】★『男の対・鳴き・09 ポンテン跨ぎは安全・チーテン跨ぎは危険』〜完全一向聴が前提

 ・ポンテンの場合、その跨ぎは処理済でかなり安全度が高い。
 ・チーテンの場合、処理済でない場合その周辺は危険となる。
 ・ただし、完全一向聴が前提なので、絶対ではない。

もちろん手役が絡む場合はこの限りではない。

例) 対々狙いの場合。

  

のような一向聴に構えることもある。
この場合、ポン→手出しで跨ぎの待ちになる。

■ ポンの手出し=跨ぎは安全

   

ポン→切り
跨ぎは安全か?

完全一向聴からのポンテンなら、

 →ポン切り
聴牌跨ぎにならない。
このパターンは「手出し処理済形」ってのがわかり易いので当然。

跨ぎは安全

   

ポン→切り
跨ぎは安全か?

完全一向聴からのポンテンなら、

 →ポン切り
聴牌跨ぎにならない。
このパターンは「手出し処理済形」ってのがわかりにくいが跨ぎは通る。

跨ぎは安全

※ 手出し牌跨ぎが危険なケース

 →ポン切り
聴牌跨ぎになる。
このパターンは「手出し未処理形」なので手出し跨ぎになる。

跨ぎは危険

しかし、という一向聴には構えるケースは少ない。

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■ チーの手出し=違う色跨ぎは危険(未処理形)

   

チー→切り
跨ぎは安全か?

完全一向聴からのチーテンなら、

 →チー切り
聴牌跨ぎにならない。
このパターンは「手出し処理済形」ってのがわかり易いので当然。

跨ぎは安全

   

チー→切り
跨ぎは安全か?

完全一向聴からのポンテンなら、

 →チー切り
聴牌跨ぎになる。
このパターンは「手出し未処理形」なので手出し跨ぎになる。

跨ぎは危険
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■ ポンテンの最終手出しが関連しない牌=やっぱり跨ぎは安全

ポンの関連しない手出し。

ポンテン跨ぎは比較的安全

の周りに待ちはなく、他のところに待ちがあるのが濃厚。

頭が他にある状況でからのはほぼない。
頭は最終的にひとつでいいのだから、
をポンした以上、対子はあと1個しかない、と読む。

だから、跨ぎのは比較的勝負しやすい。
前巡に2枚目のが切れたことから、
四暗刻を見切り七対一向聴に構えるを切ったわけだ。
ドラのも切ってるし安いのミエミエだしな。。。
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■ ポンテンの跨ぎは危険になる場合もよくある

モンド王座2#04 南4
たとえば、ここからをポンした場合、
を切って両面待ちにするだろうから、
そうなると跨ぎのは危険、ということになる。
だから一概にポンテンの跨ぎは安全とは言えない。
むしろ、最終手出しのがどう手牌に関わっていたかが重要。
が手牌に無関係、ということはほぼない。

ここから完全イーシャンテンに変化すれば跨ぎは安全化する。

 ツモで完全イーシャンテン化
 →手出し
ポン→切りで跨ぎにならない。
だからといって、ポンの前に手出し変化があったから、
完全イーシャンテンになったと判断するのは危険だ。
なぜなら、たとえばツモ時のカラ切りがあるからだ。
 ツモ
 →手出し
このパターンなら、ポンの前の手出しがあっても
完全イーシャンテンにはならない。
実際はをポンして切りテンパイ。

後ろからみたらこうなる。

 切り   ドラ
なお、結果はのツモ和了り。
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