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【264】『対・リーチ・11 危険エリアの牌は切らないの法則』

『対・リーチ・11 危険エリアの牌は切らないの法則』

危険エリアは切らないという理屈。
危険エリアにある牌は、切らないのが理想で、切るとしても優先順位をさげる。

■ 危険エリアの理屈からみる牌の危険度

と切ってきたら、の周りに待ちはなく、
の周りのほうに待ちがある
可能性が高いというのが根底の理屈。
だからの周りよりもの周りのほうが危険度が高い。
「アカギ」の中での上記リーチ。
はツモ切りとする。

アカギはから切りはあり得ない、
ソーズであるとしたら、からの切りだが切りで否定されたとして
ソーズは全て安全エリアということで、ドラのを切っていくわけだが、
手が揃っていたら、

←この形からの早切りもあるだろうから、勝負はやや無謀。

それよりもこの捨牌ではっきりとわかることは、「危険エリア」のほう。

とは持っているかいないかわからんが、
利用価値の低い端牌のより後から出てきたという事実のほうが重要。
入り目もあるが、の近隣牌はもっとも切ってはいけない。
それだけは確か。

リーチに対してアカギはを勝負、そのあと、上記手牌からドラのを勝負。

危険エリアにあるだけは切らない。
あとは手格好から勝負、これでいいだろう。
切るとしたら、か、ということになる。

リーチ者の手牌は上記画像。
が先に入っていれば、待ちはになっていたかもしれない。

だからこのリーチで見るべきは、が中張牌があとから出てきたという点。

勝負するのに優先順位をつけるとしたら、
以外の牌→の順となる。

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■ 捨て牌読みの基本

東場東家

 ツモ ドラ

西家

ここから何を切るか?


切り。

西家

の裏筋とのマタギを警戒。
が出ないように廻る。つまり、切り。

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■ 危険エリアの牌は手牌から出ないようにする

ここから何を切るか? 状況を加味して考えたい。
まず、上位接戦の2着目。ここからトップを狙うには、リーチに振り込みたくはない。
親番だから、ツモられるのも嫌だ。
次が親番の下家にも振込みたくない。
しかし南家に攻めこまれているので放っておいてもよくなさそうだ。

もっとも理想的なのは、真っ直ぐアガリに向かうよりも、
危険牌をポンチーしてメンツとして確定させて、
安全を確保しながら廻って、トップ目の下家がリーチに振り込むように仕向けるのが最もよさそうだ。

だからここはを切るのが一番いい。の切りが早いので最も安全そう。
の近牌は危険エリアだ。
を1段目に切っているのに、がリーチ直前まで引っ張られたのは何らかの理由がある可能性が高い。
の切り順から、萬子ならばの間は超危険牌。
のメンツはをチーしてメンツを確定させたい。
勿論、からの切りもあり得るが、タンピン系の捨て牌だしイッツーもないので(が4枚見え)、
で放銃なら安目の可能性が高い。それに2巡凌げて下家にも安牌。
最悪振りこんでも満貫くらいまでなら次にマンツモで再度捲れるので問題なし。

次点で現物の打ち。これならば形は崩れるが確実に通る。
ただし、下家に高い筒子なのであまり切りたくはない。
下家にはこれ以上加点させたくはない。

結局を勝負したのだが、最悪の結末になった。が切れるわけでもなく、最も中途半端な振り込み。
リーチはからの切りリーチのカン待ちだった。
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