男の麻雀ポリシー > 【254】 『リーチ100連発・38 男の洗面器リーチ』〜正の因果関係を作りたい時はロン狙いのリーチ

【254】 『リーチ100連発・38 男の洗面器リーチ』〜正の因果関係を作りたい時はロン狙いのリーチ

『リーチ100連発・38 男の洗面器リーチ』
 「正の因果関係を作りたい時はロン狙いのリーチ」

 ・ツモアガリは因果関係はあまりないが、ロンアガリは因果関係を産む
 ・因果関係を作りたいときはあえて両面でなくバッタでロン狙い
 ・相手を洗面器から顔をあげさせ、ツキを奪い、自分より下を作る

リーチをしていい場合は、基本的にデアガリが期待できる場合のみだ。
たとえば3面待ちでもツモよりロンのほうが理想だ。ロンは因果関係を産むからだ。
ロンして一人殺しておけば自分より下を作れる。

やり方としては、

@ 手役がある手はダマにする。
A 両面とバッタの選択では字牌バッタを取る。
B スジで引っ掛ける。

一般的に「卑怯」と思われる打ち筋だ。だから、「たまに」織り交ぜる。
それでも出ないときは出ないが、相手を苦しめることはできる。

■ 「洗面器から顔をあげたら負け」リーチ

基本は出アガリ期待:
 ロンアガリしやすい場合のみリーチを掛ける。

以下は積極的にリーチする場合だ。
つまり、ロンあがりしやすい場合。

このルールなら、待ちに受けずに、バッタでリーチだ。
これで大体、一人は殺すことが出来る。
1枚孤立してるやつはあがれないか、切るかの2択になる。(頭にする、という手もあるが)

待ちはツモアガリ狙い。これは祝儀の高いルール限定だ。
赤のないここは出アガリを狙うのが、因果関係を作って自分より下を産みやすい。
カタイ面子なら、リーチだが、ヌルイ面子なら待ちにしてリーチがいい。
それと、二人がタンヤオ仕掛けしてたから、不要な待ちに受けた、というのもある。

下家はを切りきれず、を暗刻から切った。
相手に不自由にさせるのもこの作戦の醍醐味だ。こんな切ってやれ!と思ったときが奈落。
洗面器から顔をあげたら負けなのだ!

≫ページ先頭へ

■ 洗面器リーチに使える高目イッツーをやめたバッタ

実はコレも洗面器リーチだ。
切ってリーチがいい。

切って曲げたが、この手はをツモらないとあまり意味がない。
ならば、出やすい待ちでリーチが上策。
出アガリでもまあいいだろう。

実際、は一発で出ていた。

≫ページ先頭へ

■ 3900をダマにする場合

リーチ不利の基本原則:
 対応力に劣るリーチ不利

これ、高目三色の場合普通リーチなんだが、前局オヤマン聴牌からの放銃で
ツモる自信があまりなかった。
まあラス候補はこのままの流れならオレだな。

なんでここはダマでロンして正の因果関係でも作っとくか。
ってことで、三色高目ツモに賭けるのはやめた。

んで親がを対子落としを捕らえてロン。これは対応させないためのダマだ。
これ、リーチなら絶対に出ない牌だろ。も対子落としできるし。
対応用にを残しておきたかった下家だが間に合わなかったわけだ。

東場でまず一丁あがりだ。こいつがラス候補。

≫ページ先頭へ