男の麻雀ポリシー > 【251】★『子の構え・02 東場・北家はとくに自然な手順を心がける』

【251】★『子の構え・02 東場・北家はとくに自然な手順を心がける』

 ・極力自然な手順で打つ。これは面前聴牌の必須条件だ。
 ・牌の流れに乗るためでもあるが、
  それよりも、もっと大事なのが場況に合った手順ということ。
 ・特に、これが要求されるのが北家。そして先行したい東場。

■ 自然な手順が求められる局面

自然な手順が要求されるのは北家に多い。
なにしろ、基本は食い仕掛けがご法度の座順なのだから、余計そうだ。

まず、前提として前局のオヤマン放銃。
ドラ5枚使いのホンイツ、高目倍満の聴牌だが、
トップ目からドラが出たからチーしたわけだが、
北家で仕掛けは控えるべきだったかもと反省するような、親を利する結果となったイマイチな放銃。

これで親番もない俺は背水の陣となった。
で、残り3局。まあ、前局の放銃もあるので、ここは手格好からも面前仕上げになる。
と三色のタネがあり、と、一応4メンツ候補は揃ってはいる。
後は頭をどこで作るかだ。
実はこの切りが勝負の分かれ目となった。
なのでチャンタ三色を見込んで第一打はとしたが、点棒状況があってもこれは自然な手順とはいえない。

もちろん理想形はチャンタ三色、純チャン三色なのだが、
次善の手として三色赤ドラも考慮にいれとくべきだろ。
ちょっと焦ったか、オレ。

マンツモでも2着とは12000点縮まるわけだから、まだ3局あるここはハネマン必須ではない。
とくに、前局は放銃の結果なのだからここは親を落とす
、最短のマンツモを狙うべき局面だったのだ。
なので余計自然な手順が求められるところだった。


の受入れが可能なはまだ切るべき牌ではなかった。
自然な手順ならのくっつきを加味して役牌切りだろ。それも今出たばかりの一点だ。
どうせ鳴かないでリーチの前提なのだから、1枚切れのは最も要らない。
リーチ前提ならも要らない。(ピンフにならないから。)


この辺は鳴かれる可能性もあるので、場の状況を見て切っていく。
一応一向聴までこぎつけたわけだが、もう親リーチが入っている。
一応純チャン三色の二向聴ではあるがちょっと遅い。
結局このカタチになるのであれば残しておきたかったの塔子。
これがあればドラ入りピンフ三色の一向聴でまだ闘えた。
を引けばまだ救いはあったものの、の裏目のを引いてしまった。
もうを引いた時点で勝負度−A。
これも運命と思えば、ここで廻る決断をせざるを得なくなってしまった。
残しは転ばぬ先の杖だったな。
助かりの上家のツモあがり。
一層厳しい状況になった。
それでもオーラスは国士一向聴までねばって最後まで諦めはしなかったが、ここまで。
最後まで諦めない姿勢を貫けたのはまだマシって程度だ。
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