ここでは両面先行固定のセオリーどおり手なりにいかない場合、手の中で工夫が必要なケースを集めた。
・ネックの嵌張は「ヘッド化」で潰せ! ・複雑な形は「両面形を先固定」「外跨ぎ優先」に準じればいい。 ・ネックの嵌張を抱えた形は「手牌を平たくしておく」と法則化できる。 |
★使用上の注意 ・タンヤオが絡む場合はタンヤオ確定優先の法則を使う |
これなんかはいい例だ。 まさかツモ切らんよな。。。 | ||
を切る。 この手牌のテーマは
の嵌張部分がネックなので、を頭にしてしまえばいい。 ロスはたったの1枚なのに対して、 を残せばソーズが2面子に延ばせる。 引いたらの対子落としだ。 例えば、最悪とのバッタになったときに備えて、 なんかの対子落としの選択はいい待ちになるほうを残しておく。 この時点でが2枚切れだったらを切るが。 |
まず、ドラ受けがあるは切らない。 も赤の受入れがあるので単純には払いにくいところ。 この手牌のテーマは
とのどちらかで頭が出来たときを考えて、 マンズを使って変則3面受けが残るようにを切った。 もちろんズバリ引きの形も残っている。 |
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そろそろドラのくっつきに見切りをつけないと危ないのでを切ったあと、 、とツモって、左記画像。 この手牌のテーマは
今度はでと頭の振り替えができるので、 マンズのピンフ一盃口形を固定してを切った。 これでズバリ引き聴牌にも対応でき、 かを引いたときにはで順子を造るようにすればよい。 |
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…そんな素敵な構想も、親のリーチ一発ツモで全て水泡に帰した。。。 オモ3裏3だと! |
ツモドラ |
単純にテンパイだけ目指すならか 3色にこだわるならという手もある。ドラがだから3色の狙いなら切りか。 がネックだが、好調時ならこれでもアガれるかもしれない。 しかしこの手牌のテーマは
ぱっと見は三面張先固定の切りが一番バランスがいいかもしれない。 しかし、「タンヤオ確定形優先の法則」を取るなら、切りという手もある。 3面受けの可能性も残しつつ、出来ればタンピン確定形を目指したい。 ここは、ドラヘッド固定にせずにが頭になれば好形になる。 従ってを切ってタンピン一盃口含みを残して様子を見る一打が味がある。 |
切り後 | ツモなら切り (ツモなら切り) |
タンピン形も残ってポンテンも取れる形。を切るとこの形に構えられない。
切り後 | ツモなら切り | |
タンピン一盃口ドラドラの聴牌 | ||
ツモならさらに切り | ||
タンピン三色ドラ3まである一向聴 この形でもの重なりを活かせる。 |
打点なら、アガリ重視なら切り、といったところだ。
カタチから言うとの嵌張潰しと3面形が残る切りが安定感がありそうだな。
ドラ ここからは何を切るか。 |
この手牌のテーマは
となると、切りかだがどちらがいいか? 両面固定の2択=固定した両面が先に入った形の安定度を比較する。
ABは残る形には差はない。 しかし、CとDでは残る形が違う。 だからこのツモのときの形の差の分、
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