男の麻雀ポリシー > 【240】 『男の捨牌読み・07 1面子落としはほぼ七対子』〜4→3→2など外側後出しの1メンツ手出しリーチはほぼ七対子

【240】 『男の捨牌読み・07 1面子落としはほぼ七対子』〜4→3→2など外側後出しの1メンツ手出しリーチはほぼ七対子

面子を嫌うとほぼ対子手、七対濃厚だ。
だから捨て牌には余計に気を遣いたいところだ。

 「外側からの1面子手出し=ほぼ七対子」

 ・5→4→3・4→3→2・3→2→1 手出しのリーチ
 ・5→6→7・6→7→8・7→8→9 手出しのリーチ
  =七対リーチ

 自分でやるときの面子の嫌い方
 ・234なら4→2→3の順に、なるべく離して切る。

この捨て牌を見たら、まず七対を疑ったほうがいい。
1メンツ切りのメンツのスライドは8パターンしかないからだ。
さらに、あるとしたらメンホンやメンチンだが、これならなかなかリーチは打ちづらいからあまりない。
リーチときたからには七対子の可能性が一番高い。

★ メンツのスライドに4→3→2のパターンはない
メンツのスライド→いずれも内側後出しの1メンツ手出しだ。
1)上スライド
123→4ツモの1切り→5ツモの2切り→6ツモの3切り→456 :河には1→2→3と並ぶ
234→5ツモの2切り→6ツモの3切り→7ツモの4切り→567 :河には2→3→4と並ぶ
345→6ツモの3切り→7ツモの4切り→8ツモの5切り→678 :河には3→4→5と並ぶ
456→7ツモの4切り→8ツモの5切り→9ツモの6切り→789 :河には4→5→6と並ぶ
2)下スライド
789→6ツモの9切り→5ツモの8切り→4ツモの7切り→456 :河には9→8→7と並ぶ
678→5ツモの8切り→4ツモの7切り→3ツモの6切り→345 :河には8→7→6と並ぶ
567→4ツモの7切り→3ツモの6切り→2ツモの5切り→234 :河には7→6→5と並ぶ
456→3ツモの6切り→2ツモの5切り→1ツモの4切り→123 :河には6→5→4と並ぶ

スライドさせるパターンは手役が絡んでいる場合が多い
・三色に寄せるパターン(123の三色)
456→3ツモの6切り→345→2ツモの5切り→234→1ツモの4切り→123 :河には6→5→4と並ぶ
・一盃口 に寄せるパターン
234567→5ツモの2切り→345567→6ツモの3切り→455667→7ツモの4切り :河には2→3→4と並ぶ

■ 実戦例

リーチ。
両面嫌って手出しリーチでかなり変則手の匂いがする。
これは678の巡に手出ししてきたら、ほぼ七対だ。

一番いいのは6→8→7の順に嫌っていって、この間に8と7を重ねること。
こうすれば単純な嵌張落としに見える。これは自然だろ。
最後に7切るにしてもなるべく離して切りたいところ。
次にいいのが8→6→7の順。ただ安全度という点でやや劣る。

6→7→8の順が最悪で、次にダメなのが7→6→8の順。このリーチはまさにこれ。
仮に8が重なって河に並ばなかったとしても両面嫌うと、そこに打ち手の意志が現われてしまう。
この1枚切れのは待ちごろだし、捨て牌からして止めて欲しかったところだ。
ご愁傷様だ。。。。
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