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【220】☆『トップ狙いセンス・01 男の狙った獲物は逃がさない』〜ラス目飛ばし狙い

『トップ狙いセンス・01 男の狙った獲物は逃がさない』
 「ラス目を狙って積極的に飛ばしにいく」

 ・なにしろ体勢の差の後押しがあるのだから狙い目
 ・ラス目からリーチがかかってもゼンツ、全力で飛ばしにいくくらいでいい
 ・自分が2着目ならトップが引いてくれる分行きやすい
 ・自分がトップ目でも2着目が引いてくれる分行きやすい
 ・他から見逃してラス目狙い撃ちという手もアリ
 ・ラス目はついてないからラスなのだから、他家のアタリ牌を掴む
【使用上の注意】
 ・ただややリスクを伴う
 ・見逃した奴はツくので取り扱い注意

絶好のチャンスは狙うためにある。
失敗しても、また立て直せばいい。

■ 飛ばし競争の局

親が300点しかない。
じっとしていて対面にツモられでもした、3本5本でもその時点で終了だ。
ラス目の振込み、ツモられ、2パターンの終了がある。

この状況はヤバイ。

対面が仕掛け始めたので、
こちらもバラバラながら間に合うように仕掛けていく。
1000点でいい。ツモればトップだ。

対面の捨て牌は本命はイッツーかチャンタ、対抗が役牌。
このあとの手出しで大体どっちかがわかる。
真ん中寄りならイッツー、端よりならチャンタ。
最悪、振り込んでもいいと思っていたので、
この結果はまあ次善の策だ。

自分の聴牌が全然間に合わなかった。
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■ 飛ばしトップの局は他家の気配にも合わせる

ここは上家からリーチが入ったが、1向聴からゼンツッパ。
面前で聴牌したら追っかけるつもりだった。
ドラのカン受けが絡めばマンガン確定リーチが打てて、
上家直撃なら飛ばせるからだ。

ツッパったのは、全局、俺に5800放銃、
下家にハネマン放銃した上家のリーチだからだ。
体勢の差から押せると読んだ。
だからもチーしなかった。

ただし、下家から攻撃気配を感じたら捌きにいくつもりだった。
ここで親にアガられたら勝負が決まってしまうだろうからな。
一方ここで親が現物でも筋でもないを切ってきた。
それまではは強いものの比較的安全な牌を切ってきていたので様子を見て、
チーの聴牌をとらなかったが、切りで一向聴を確信。

聴牌でなく一向聴だと思ったのは、一瞬間があったからだ。
聴牌なら昇り調子の東場の親番なら迷わず押すだろ。
親は全局にハネマンをあがってるので、ここの捨て牌には注目していた。

…なので、親の切りで、下家を飛ばす目標から、
親番を捌きにいくことに方針変更。
ここはポンテンチーテンを取って、現物の待ちにしよう!と。
首尾よく、がポンできて、捌くことができた。
実際親はドラ3枚使いの七対の一向聴だった。
あぶねー。。。
しかも、ポンしなきゃカラテンに取るとこだったぜ。。。

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■ 東場で飛ばし狙い

東1で7700、東2で8000、東3で8000放銃した残り1300点の親。
これはもうこいつの飛ばし競争だろ。
ということで、南家ということもあり、積極的に仕掛けた。
親がを切ってきたのでそれに照準を合わせてここではを切った。
ツモっても700・1300では飛ばせない。

親からの直撃がベスト。
そのあとに変化。
両面に変わったので、こうなったら他からは見逃しだ。
あっさりまたを掴んでくれて2000点直撃でトップ取りに成功。
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■ 満貫圏内なら飛ばし狙い

東1局で倍満をロンあがり。
16000点を振り込んだ奴は虫の息。

この次の局での注意すべき点は何か。
次の局は何を考えているかというと、
親なので、12000点以上を直撃して一発で殺してやろうというのが手作りのテーマ。

残り点数の少ない奴がいるときは一撃トップを狙う。
だから、が対子だが、これをポンして連荘というつもりは毛頭ない。
ダマで12000点ができたらダマで狙い撃つつもり。
下家の捨て牌にロックオン。
を落としたのは勿論予定通りだった。

下家を飛ばす気満々なので、危ないのを承知でこのを切ってリーチ宣言したら、
「ロン」・「ロン」と2方向から声がこだました。
・・・ダママンを嵌張待ちでリーチかよ!

結果から言うと失敗だ。

でも、作戦からすると間違いではない。
まだ東場だから失敗を恐れずに突っ込む勝負伝説。
ちょこちょこと連荘しても時間の無駄。
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■ ダマで12000点あれば慎重策?

上家から前局親マンを直撃して、7700点残りで虫の息。

タンピン一盃口ドラドラを聴牌。

これ、リーチするか?
これはダマにした。これでいいと思う。

は5跨ぎで出にくいところだからリーチでもいいんだが、
万が一空振りしたときのダメージがデカイだろ。

勿論一発ツモか裏ドラで8000オールで飛ばせるが、
そうでなくても12000をどこからあがってもほぼ安泰。

それに、対面と僅差。オーラスと同じと思ったほうがいい。
それに下家のが1巡助かっているという事実もある。

だからここは慎重策のダマでいい。
ダマ一発ツモで6000オール。

上家を飛ばしそこねたが、チャンスはここだけではない。

ここは確実にあがりたい親番なので慎重策は正解としておく。
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■ テンパネも忘れるな!

南場ということで慎重にダマにしていたところ、ラス目がリーチに来た。

ドラの振り替わりと、の手替わりがあるが、

このまま追っかけるか?

それともダマ続行か?
これはリーチでよかったところだ。

なぜかというと、高目ならばテンパネして

一発か裏ドラ条件で6400で飛ばせるからだ!

親の動向が気になっていたとはいえ、
体勢の差で子供のリーチには押せるところ。


このままダマにしたのはちょっとぬるいかも。

テンパネのほうじゃなかったけど多分裏ドラ乗ってるだろ〜!

このあと余計な2局をやるハメになる。
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■ リーチが微妙な局面〜条件付きの場合どうするか?

通常のオープン戦。

南1局だが、すでに上家が虫の息。

現在3着目で、

トップとは8400点差。
2着とは900点差。

リーチか?ダマか?
ここはリーチで構わない。
もちろんや赤を引いてからのダマがいいに決まってるが、
そんな余裕のある局面ではない。

トップを狙うなら上家に3mを切られたら見逃さなければならない。

それならば、ここは3割の一発裏ドラ(orハイテイ)に賭けるほうが実戦的。
上家はどうせおりれないのだから。
それに下家も聴牌なら降りれない。何しろ俺に積もられたら変わってしまう。

裏ドラが乗らなくても一発でなくても2着浮上なのでここはアガる。

結果は・・・下家が飛び込んで7700点のアガリ。

そう、下家も僅差なのでおりられない状況なのだ。
俺にツモられたら終わりなので聴牌なら押すしかない。
下家の判断も間違っていない。