『好形作り・40 男の意志の頭作り』 嫌なほうが先に入ったら連続面子をほぐす |
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「嫌なほうが先に入ったら連続面子をほぐす」 |
★使用上の注意 ・タンヤオが絡む場合は捌きが異なる ポンテンが取れる形も考慮。 |
連続形複合塔子部分が頭を兼ねるので、もっとも手広く構える。
これは当たり前。
ここで重要なのは、嫌なほうが先に入った場合の頭作り。
ドラ |
この形から何を切るかがテーマだ。(答えは以下で説明)
ここから切る牌は何か。 ここはでいいだろう。 これがもっとも手広いし、 先にの両面が埋まってもを切れば両面待ちになる。 切りのあとは、が重なったらタンピンが確定する 頭固定が良さそうだ。 頭固定の切りもあるが、マギレがなくていいのだが、 せっかくの連続形があるのに手狭になるのはやだろ。 |
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ここでもっとも嫌なツモはこのだが、ここで迷うのは単刀直入に言えば ドシロウト。 にを引いての切りなら簡単だが、 こうなることも想定していなければならない。 ツモなら前述の通り頭固定。 |
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結局カリテンの単騎待ちが嫌なので、不本意ながらを切った。 しかしこれは中途半端な最悪の選択。 つうか、お前はシロウトかよ!みたいな。 |
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そして選択を嘲笑うかのようなツモ。つうか自業自得だが。 今度はを切って単騎待ちを取るわけだが、 結局この後またをツモってきてしまう。 挙句の果てにあがれず。哀れなり。。。 落ち着いて対処すればこんなことにはならなかったのに。 ではどう対処すべきだったか? 1巡前まで巻き戻してみよう。 |
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上記形から切る牌の基本は切り。
頭のない連続形の捌きでポイントなのは、
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ドラ |
この場合はを切らずに、タンピンを見込んでを切る。
受けが残る |
ドラ受けや三色が絡む場合も同様に、とのどちらを頭として見た方が良いか決める。
選択の根拠は、三色や断ヤオなどの手役に絡みやすいほうにすればいいだろう。
モンド杯7#27
ドラ ここにが入るとイヤな形が残るし、そうなりやすい。 |
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ここはかを切るのがベスト。 ドラがなので切りのほうが若干良さそうだが、 切ると三色目も残る。 三色もドラ受けも安目があるが、 高目が2飜の三色のほうを選択したわけだ。 なのでここでは切り。(切りでも悪くない) 赤麻雀なら切りしかない。 |
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すぐにをツモって頭になり、切りリーチ。 流局だったが、仮テンを取っているとテンパイすらしていなかった。 |
この形、の部分で頭を作りたいが、巧い捌きとは? | ||||
ここはを切ってタンヤオを確定させる。こうすれば無駄になるのはツモだけだ。
通常ならからはを切って |
ドラ 赤なしルールで何を切るか? |
切り。
切りは、「いつでも好形聴牌を目指す」というポリシーに反する。
また、切りという選択肢もあるが、
残る形が「ピンフにならない延べ単」「3面待ちだがフリテン」含みというのはどうか。
ずばり、形のフリテンでない両面が残るほうがいい。
切り後のいいツモはツモだけ。 ツモは3面待ちとはいえフリテン含みでややゴミ。 ツモで延べ単になってしまう。 待ちがいまいちな上にピンフが消えるのはやだろ。 しかも、待ちに取るか、待ちに取るか、どちらか微妙に迷う形になる。 |
ならば、どれをツモっても迷いのないピンフ確定形になるほうがいい。
ちなみに切りはツモのピンフ聴牌を逃す。
複合形をほぐしてフリテンにならないピンフを作るのが基本。一盃口は捨てるのが考え方の根底。
この形を捌くコツとしては の「」の部分を頭として固定して見るのがわかりやすい。 |
連続形がある場合はここで頭を作れるので、頭を固定しないで手広くが基本だが、 頭を固定する場合もある。 端にかかった連続形は頭固定にする場合もある。 たとえば、 みたいな形からなにを切るか。 これはでノベタンや両面+頭にできないので、 を切っての頭固定でいいだろう。 とにかくどこを頭にするかがポイントなのだ。 一応赤麻雀なので引きに備えてでなくを切る。 というか、受けを残してかを嫌ってればればとっくに聴牌してるけどな。 |