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【212】★『男の塔子落とし狙い・01 先行リーチがかかっているときの字牌の対子落とし狙い』

 ・先行リーチが入ったときのションパイの字牌手出し

対子落としをするケースはかなり多い。自分の手順を考えてみてもよくわかるべ。

捨て牌の前後関係がおかしいとき、対子落としであることが多い。
とくに以下のケース。

【対子落としが狙える3パターン】
1) 先行リーチが入ったときのションパイの字牌手出し
2) タンヤオ系の捨て牌で先の手出し牌を跨ぐ端牌手出し
3) 手牌の壁をアテにした数牌の手出し

みえみえのトイツ落としが狙い打てるときは、
打ち手のタイプを考えてリーチに踏み切ることがある。

どんなタイプかというと攻撃主体の打ち手。
テンパイしたら突っ張るタイプ。

リーチがかかったら廻るタイプは、自分の捨て牌が強いとき限定となる。

もっとも狙いやすいのは、先行リーチが入ったときの1.のションパイ字牌手出しパターンだ。

■ 先行リーチからの字牌手出し

モンド杯9#03 東2
対面・上家からリーチ。
この2件リーチを受けて親。
を切る。

しかしこの切り方、他から見たらこうなる。



右端のから切り

ではもう一つ隣のではないか?と読まれてしまう。
1枚だけ浮いたをわざわざ左端に配置しないだろうから、



こうなっていた可能性を読まれてしまう。


ここからの切りでも対子落としを読まれる。

読ませないためには



こう配置すべきところだ。
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■ 先行リーチを利用した対子落とし狙い

たとえば先行リーチが入っていて、
リーチ者に対して他家から切られたが、前後関係から対子落としだとわかったとする。

このテンパイから、をチーしてで待つ。

 切り  ドラ

満貫に落としてもほぼ次に発射されるなら狙い打つ。

他には・・・

 
 

など。

このように字牌でない場合も狙い撃ちの対象だ。

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■ 廻し打ちの対子落としを狙う

上家の先行リーチがかかっているが、こちらは役なし聴牌の単騎。

 ドラ

1手で好形に変化する形。変化を待ってダマテンにしている。



右端のからスジの切り

これはほぼ対子落としと見て間違いない。
単独のならそんなに迷わない。
でもう1枚のを端から端に移動してきた。


次に発射されるはほぼだ。

捨て牌というよりも、動作にキズがある。

こちらの捨て牌には萬子がバカ安い。自摸切ってリーチ。
見事単騎でロン牌を打ち取った。
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■ 2件リーチが入ったときのションパイ字牌の手出し・1

2件リーチに手出しのションパイ

これなんかはモロ対子落としだ。はっきりとわかる。

2件リーチにションパイの
このド終盤に来て、とはいえ「ションパイ」だ。

ちょと良くみてれば、?ってのがわかる。
90%対子落とし。9%は暗刻落としだ。
暗刻落としは弱いので打ち手の性格にもより可能性は変わる。

準アンパイとして取っておいて、
自風なのでうまくのバックであがれればめっけもん、
みたいなノリだったんだろ。
もちろんオレもがションパイで気持悪いから、
手格好から抱えたままなわけだが、
うまいこと単騎で狙い打てるならこの2枚目のを直撃するのが
勝負の醍醐味だ。
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■ 2件リーチが入ったときのションパイ字牌の手出し・2

先行リーチが入っているこの状況にを引いてテンパイする。
さて何を切るか。
ポイントは上家の切り。
今までスジと現物しか切ってこなかったのにションパイのを切った意図は?
これは対子落とし濃厚と読んで、片割れがないシャボで追っかけリーチした。
共通の現物が多いので、

アンパイに窮してのの二丁切りだったなら、
対子落としを拾えると読んだからだ。
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■ ホンイツで狙い撃ち

北家からリーチが入って、南家がの対子落としの後、
と切ってきた。

南家はガードの固い打ち手。
そこへ、俺はをツモってきた。
しかし、が通ってなかったので、をツモ切った。
の対子や無筋のよりも温存された手出し?
これはよく考えれば対子落とし濃厚だった。
ここはそろっと、を軽く勝負し、
で待てばイッツー確定の12000だったか。。。
を切れば、警戒されては止まるかもしれないが、
それでも最後のがリーチからこぼれた。
結局をツモったが2000オールとなった。

あがれはしたものの、やや悔いの残る半荘だった。
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■ 対リーチのションパイ切り

リーチがかかっていて、トップ目の対面が、
現物のを切ってカンをチー、ションパイのと切ってきた。
なんでここでション牌の手出し? もしや対子から?
この瞬間、単騎に受けられたら直撃の絶好のチャンスだなー!と思った。
そしたらリーチが最後のをツモってきた。【↑画像】
おお!ポンしてを勝負すれば単騎!
当然ポンしてを切る。
さてここで手牌を開いてみると…が発射台にスタンバイしてるだろ。。。
やっぱりな。
んで2枚目のを捉えた。

対面クラスの打ち手ならたぶん2枚目は止まらんと思っていた。
鋭い打ち手や、オーラスなら止まったりもするが、ここは読みどおり切ってきた。
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■ 国士の対子落とし狙いダマ

これはダマで対子落とし狙うパターンだな。
の壁とはいえ、通ってない手出しの後に
手出しは90%対子落としだ。
明らかに降りてるから、次の手出しも恐らくと予想がつく。

ここはリーチしてきたら止まってしまう発ならば、ダマできっちり仕留める。
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■ 立直の保険になったバック仕掛けからの役牌対子落としを狙う

リーチ一発目にションパイのをノータイムで手出し。
こりゃホンイツかチャンタか、バックの仕掛けだったな。。。
いずれにしても次に発射されるのは2枚目のだろうな。
うーんをへくってなければ、うまくしとめてたかもしれないが、
はアタリなんだよな。。。
を先に切れていたかどうかはわからんな。。。
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