
| 『男の間合い極め・03 男の中盤の見切り』 |
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・分の悪い完全一向聴形は見切る。 |
| ★使用上の注意 ・ただし、流れが自分にあるときは、相手の捨て牌は無視していい。 ・自分の都合だけで良い。 |
たとえば、下記の完全一向聴形。ツモ切りが続いてなかなか聴牌しない。
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【北家8巡目】 ドラ |
ここに場に3枚切れの
をアンパイとして抱えるか?というところだが、
状態がいいときは抱えずに目一杯の一向聴を維持。
残り4枚の
を引くよりも、残り16枚の


を引くほうが可能性は当然高い。
状態が悪く、相手のテンパイに間に合わなさそうなときは
バッサリとストイックに
を先切りする。これが男のバランス感覚。
将来発射される可能性の高い
を、7枚使いの筋で抱えるのはかなりリスクが大きい。
完全一向聴でもテンパイまでにはそれなりに時間がかかる。
アガリのチャンスは状態のいいヤツから順番に訪れる。
こういうヤツにガチの勝負を挑むのは勇気ではなく、無謀。
いいときは受入れを欲張ってもいいが、悪いときはよりストイックに、スリムに構える。
は転ばぬ先の杖。
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下家の だが、たとえ接戦のオーラスといっても持ち過ぎだろう。点差を考えてもほぼいらなくなるドラ表示牌の 。トップとは3400点差。3着とはわずか1900点差の2着目。 リーヅモだけでは届かず、リーヅモドラ1なら文句なしにマクリ。 そうでなくてもメンピンツモなら安めでもこれでジャスト上家取りで逆転トップ。(3400点縮まる) ならば7順目でピンフ形を決めるべきだ。 をツモった巡目で、この を抱えて両面二つの一向聴に構えるのが中盤としてはいい。あげく親リーがかかって を打ち切れず 抜き打ちのベタオリ。なんて弱っちい麻雀なんだ。。。まだゼンツのほうがマシだ。 結局親に をツモられて3着まで転落。あーあ。 |
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まず、 が2枚見えていても![]() の仮テンを取るのが筋だが、それはもう済んだこと、もう を切ってしまったのでその後の対応を考える。![]() を筋で抱えてるが、くっつきのほかに![]() ポンや暗刻の可能性があるので残している。山越しのカン 待ちを拒否して、![]() のクッツキと![]() の刻子から![]() のノベタンを想定していたところ、ツモの感触が冷え出した。 相手のタンピン形の脂っこい捨て牌を見ても煮詰まっている。 手牌の都合上、4枚持ちの ![]() を浮かせているのがいかにも安定感がない。かなり危険な香りがしてるものの、タンピンドラドラの一向聴に構えたまま押している。 ここでリーチに来られても、最悪 ![]() を押さなければならない。この ![]() を中盤でも抱えていいのは王様のとき(状態のいいとき)だけだ。ならばどうするか。 ここは を残し、 2枚切れでくっつきの可能性が少なくなった を1枚外すか。あるいは、 は2枚切れているが、中盤以降は外寄りの牌のくっつきを狙うのが上策と見て、2枚切れ のくっつきにくいのを覚悟のうえで を外すという手もある。尖牌といっても のほうが赤麻雀ではポンの期待がやや高い。(赤 がある分) |
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結局次の2枚切れ
どれが最善なのかは難しい。 |