『男の字牌駆け引き・08 男の字牌切り』 意志を持って切る・タイミングを計る |
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『男の字牌の絞り』 なるべく手牌を圧迫しない程度に絞る。 勝負になる!と思ったタイミングで切る。 手牌をブクブクにしないのも腕だし、味がある。 |
字牌を切るタイミングほど難しいものはない。
いくら自分にドラ入りタンピン形が入ってたとしても、だ。
鳴かれることを前提に手をすすめるのが場を荒らさないためによく、カッコイイ。
切り出すときはガチ勝負になる覚悟が必要。
「重なる前に切る」という思考は捨てる |
最初から対子で入ってるよりも後から重なるほうが多いかも知れない。
だから重なる前に切るのがある意味合理的で楽かもしれないが、これは間違いだ。
鳴かれるか鳴かれないかはわからないが、鳴かれたら致命傷になる。
鳴かれるときは「早い」か「高い」場合が怖い。
タンピン系の手は立直のほうが高いが、字牌関連の手は鳴いても大物手役に化ける。
鳴かれるのは重なってからではなく、序盤からある場合が多い。
打ち手のレベルにもよるが、多くの打ち手は重なり期待するより先に切ってしまう。(例外は一色やトイトイ)
だから重なる前に、早めに切るという考え方は捨てる。
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第一打![]() これは ![]() ![]() ポンしたくないのはなるべく親のツモを増やさないため。 |
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しかしこの後が良くなかった。 字牌が高い場なのに、不十分形からの ![]() 対面にポンが入る。 もっと手牌が締まってから切らないと大幅にスピード負けする。 |
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このままだと対面に有利に進められそうなので、 競らせたいという焦りから ![]() ピンズ屋の下家にポンされて動きが取りにくい状況になってしまった。 |
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廻らざるを得ない状況に陥った末に対面にホンイツをツモられてしまった。 全ての原因は ![]() …反省だな。 |
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ここからの![]() ドラ2枚あるから勝負手なのだが、ネックが多いので、まだ役牌は切りたくない。 まず一番のキモ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 索子は ![]() ![]() 筒子は一見連続形だが、モドキだろ。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() つまり50%愚形になりやすい形。 また、場にピンズが高い河になっている。 マンピンが急所含みで索子が孤立牌だから、 ![]() ここで ![]() せめて急所が1・2箇所解消してから、ガチ勝負になる形になってからがいい。 勝負にならない形なら ![]() 相手に ![]() いずれにしてもまだ切らない方がいい。 |
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![]() ![]() これはかなり精神的にこたえる。 |
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さらに となっており、ここからなら |
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今度は逆にこちらから見た他家の字牌の早切り。
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最後まで面倒みてもらって18000ゲット。。。 |
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鳴かれると厄介者の![]() しかしこちらは勝負手が入っている。 このタイミングで切るべきかどうか? |
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![]() 切った理由はマンズよりソーズの受けのほうがいい、 と判断したため。 それにドラが ![]() だが、これは判断が甘かった。なぜか。 仮に ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() まで見込める。 ここまでは伸びなくても、最後に ![]() ![]() もうここで456三色に決めてしまうのが隙のない打ち方。 |
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結局1000点で俺のドリームプランが蹴られてしまった。 |