『男の3枚愚形・01 「246形」 【偶数両嵌形】 』 | |||||||||||||
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・ワースト3枚愚形。 ・複合塔子・単独嵌張より愚形なので2を切る。 ・リーチの場合は6を切る。 ・男の3枚愚形『246形』は単独嵌張より愚形 |
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愚形パターン | |||||||||||||
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両嵌だからといって全て残せばいいというものではない。
好形を作るうえで両嵌は最後に残ったら待ちが1種類の愚形聴牌になってしまう欠点がある。
この形から両嵌固定した打牌を選択している人間は多い。
ピンフに狙いでないときは両嵌を壊す打法も存在する。
両嵌を壊す手順は一手先を見据えている。
246から2を切って46から7のクッツキを狙いつつ聴牌に向かう。
7も5も引かずに46が残ったら基本は即リーチするが、手役が確定している場合などはダマにする場合もある。
法則化するとすれば、「両嵌+両面アタマ複合形の一向聴は両嵌を崩す」
これはツモあがり狙いの勝負ポリシーだ。
最後に待ちが1種類の両嵌を残せば、ツモアガリ期待の+1ファンが半減ずる。
とあったらを切ってで残す。 |
を切ると受けが消える。
「今の形」しかみない形は愚形と憶えておく。
からの打牌比較
残った形 | 最後に残る受け | 両面への変化 | |
両嵌を嫌った 切り |
の待ちは弱 の待ちは強 |
両面変化はただしはフリテン。 | |
単独嵌張を嫌った 切り |
の待ちは弱 の待ちは弱 |
両面変化は |
結論
>の差から両嵌を嫌った切りが優位
『246形からのリーチ』→6を切ってリーチ |
なぜなら裏目の5をツモっても壁作成効果があるから。
この形から両嵌を固定して考えてると、とんでもない損をする。
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ここからを切って上記一向聴に受ける打ち手。 |
さて一向聴。ナニを切るのがいいか。 | ||
を切れば、両嵌が残せるが一手先の変化に対応できない。
有効牌の枚数はを切ったほうが多いしな。メリットはこっちのが大きい。 |
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そして意外な有効牌であるをツモった。 これでを払えば、両面、3面形の一向聴にグレードアップした。 |
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フッ。一発で出る辺りが手順の勝利だな。 |
ここからはを切るのが手筋。 を切ると受入が8枚に限定されて、 両嵌が待ちに残ると1個待ちになってしまう。 ならば、を切っておけばの8枚受けのほうがいい。 切りと枚数は同じだ。 萬子ののクッツキから両面を再構成したほうがいいに決まってる。 |
男の両嵌先決めは両面から両面に華麗に渡るのが基本だ。 |
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ツモったここは、予定通りノータイムでの対子落としだ。 懐深く受けるところだろ。 はなるべく離して切るのが男の対子落としの基本だ。 並べて切るとダイレクトに目立つのでちょっとでも離して切るのがいい。 |
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引いて万全の体制に。 |
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がサクっと埋まり、文句なし即リーチ。 ゼンツの下から高目直撃で、一気にゴボウ抜きのトップ終了。 両嵌にこだわりすぎたり、を固定して考えていたら 12000にはならなかったかもしれないだろ。。。 今日も華麗に舞うことができたぜ。。。ウラドラはサービスだ。 |
今度は三色絡みの場合。 索子は34567の5枚好形で固定、 萬子は223の3枚好形で、筒子は3枚愚形246形。 上図から切って頭固定の打法は 両嵌が最後に残った場合にやや寒いモロ掛けリーチとなる。 のヘッド化+三色を見据えてを切る。 …それを避けてツモアガリを狙い、三色まで見据えた一打が切りだ。 |
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このときは、と引いてリーチ、 高目のドラをツモって裏が乗り12000だった。 まあ手順の勝利だな。 |
の両嵌との2度受け両面の比較だが、 |
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上記画像が最終形。(右端は) 結局を引いてピンズ3面形ができたわけだが、 こうなったらソーズの両嵌にこだわる必要はなかったわけだ。 先に埋まらなければ好形が残らないのだから。 |
東場の親で3飜見えているチャンス手。 ここから何を切ったら良いか? |
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から→を切ってしまったが、 これだと良形の受けが消える。 ここはを切りたかったところ。 最悪のを引いてしまい、結局これもツモ切る。 最終的には同じだが よりも のイーシャンテンにしたかった。 これはこれで親だし、仕方ない。 |