・ネックの嵌張は「ヘッド化」で潰せ! ・両面形を先に固定させるのが手筋。 ・両面先固定は外跨ぎを優先的に固定する。 |
嵌張・辺張をスムーズな捌きとして、頭にして他色の好形を活かすという作戦。
この辺は定石のように、流れるように華麗に捌いていきたいところ。
これはもっとも単純なパターン。 は0.1秒でツモ切り。 まだ6巡目なので、勿論聴牌には取らない。 この手牌のテーマは
筒子で頭ができればを暗刻として使い、 筒子が順子になればを1枚切って頭にする。 が好形になる有効牌だ。 |
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次にもツモ切り。 | ||
を引いて3色形になり、を引いてメンピン三色のリーチ。 をポンされてて高目しかないがリーチ。 どうせ出にくい待ちはリーチで引きに賭けるのが俺流。 しかし、上家にうんこな手をあがられてジ・エンド。 |
もうひとつ例をみておこう。
ここから何を切るか? | ||
ここはを切る。 10巡目ということもあり、 ここで聴牌を取らないのはヌルイと思うかもしれない。 しかし聴牌とったところで役がない。 アガリを取りたい場面でもあるので、好形が残るようにしたい。 この手牌のテーマは
ツモったらアガリだが、 それよりもピンズの好形を3面形に固定してしまう。 これならツモ全部に対応できる。 |
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直後に2件リーチが入るが、が頭になりネックの嵌張がつぶせた。 1牌だけ押して追っかけリーチ。 点数こそ安いが、ドラのが2枚見えているので勝負に行った。 この待ちは強いだろ。 3巡後にをツモってトップ目に立った。 |
かを切れば三色の一向聴だが・・・ | ||
ここは3900が必要な局面なので、を切ってソーズを3面張に固定。 この手牌のテーマは
筒子がならここを払ってマンソーを延ばす。 |
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そしてを引く。 を切れば 両嵌両面の一向聴に構えることも出来たわけだが、 切り。(は345三色があるので残した) ただ1枚の裏目()だけのためにを残すよりは、 の引きのみを考える。 ここででも引こうもんなら、は外す。 |
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望外のを引いて、ピンズの嵌張のネックが頭で潰せた。 あとは手広い一向聴で、 しかも最後に必ず両面待ち以上が残せる形となった。 |
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結果は一向聴どまりだったけどな。 |
ここから切る牌は何か。これは簡単だ。 ネックはの嵌張なのでテーマはこの嵌張の捌き。 引きに備えておけばいい。 を引いた場合だけ考えると頭候補が3つと過剰になるので、 この手牌のテーマは
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サクッとを引いたら切って聴牌だが、 この形の両面二つの一向聴だ。 |
ラス前、トップ目の手牌。 少考して、ここから切り。。。 てか考える必要ないだろ。こんなん切り以外ないべ。 この手牌のテーマは
の両嵌は埋まれば面子にしてが頭、 埋まらないで対子になったらこのピンズが頭、これでいいじゃん。 両嵌形にこだわりすぎ。最後に残ったら迷いの種になるぞ。 |
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結局モロビッカケカンをリーチツモ。。。
で2巡前にあがってるやろ。。。 |
ここでは長考してを切るわけだが、 これくらい嵌張だらけの手牌の場合は、 この手牌のテーマは
嵌張部分で頭を作るようにすればスムーズに捌ける。 |
こういう手は七対を見切るのが基本だ。
の暗刻を最大限に活かしたい。四暗刻には程遠い。
ここで考えるのは、マンズの嵌張をスムーズに捌くこと一点。 |
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本来ならここで以下の完全一向聴だ。
あすこでを切ってを対子固定にしてしまうのはちょっとセンスがない。
のカタチに構えられる。
このカタチまで構想に入れておきたいところだ。 |
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ではさらに突っ込んで、の部分がだったらどうさばくか?
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