『勝負ポリシー・04 確率の言い訳は用意しない』 |
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・心理戦のアヤは確率を超越する。 ・これが単なる絵合わせではない部分。 |
どんなに可能性が低くても、だからこそ、そこを狙ってくるのだからロンされる確率とかはないに等しい。
振り込んだら「ついてない」「可能性は低かったのに」ってのは自分に言い訳を作ってるだけだ。
全員接戦のオーラス。 オレがとポンしている。 |
コレ、実はロンなのだ。。。ハイテイがついて12000。 ロン あり得ない!あるのか!と悔しがる下家。 からをポンしてをあぶり出し、 さらにを引き込んでの聴牌だ。 つまり、ラス牌のは狙われた牌。 この状況でこういう牌はが見えるまで、切ってはいけない。 切ってロンされれば相手の思うツボ。 止めれば止めたほうが心理戦に優位に立てる。 理屈ならこのでロンするためには、と持っていなければならず、 確率で考えると、かなり低いような錯覚に陥る。 こんなときの理屈はを切りたいがための言い訳でしかない。 その言い訳を引き出すためのポンだったわけだ。 だから、ともっていたらロン牌はしかない。 そんな聴牌で突っ張るか? その心理を突いたの片アガリだ。 これが心理戦のアヤ。 どうせ切るなら、迷わず切れ!だ。考えた末の振込みはダメだ。 |
をポンしてるやつがいる状況で、を切ってリーチ。 |
しかし、実はポンカスのカン待ちなのだ。 |
を切った後に安全牌のを手出ししてのリーチ。 | |
場にはが5枚切れの状態。 | |
が薄いので、 ピンズがとあったなら安全牌を残さず、 を先に切っての形で残すはず、という読みになる。 |
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しかし、その裏をかいてリーチはの形の待ち。 これが確率と可能性を逆手に取った技だ。 |