男の麻雀ポリシー > 【179】★『勝負ポリシー・04 確率の言い訳は用意しない』

【179】★『勝負ポリシー・04 確率の言い訳は用意しない』

『勝負ポリシー・04 確率の言い訳は用意しない』
 ・心理戦のアヤは確率を超越する。
 ・これが単なる絵合わせではない部分。

どんなに可能性が低くても、だからこそ、そこを狙ってくるのだからロンされる確率とかはないに等しい。
振り込んだら「ついてない」「可能性は低かったのに」ってのは自分に言い訳を作ってるだけだ。

■ ダブルワンチャンスのリンパイ狙い

全員接戦のオーラス。

オレがとポンしている。

  

と、こんな状況。

ツモ切りを繰り返している。

そこへ、他からの槓が入る。



そして、下家の摸打が一時停止。 ハイテイでを切ってきた。

コレ、実はロンなのだ。。。ハイテイがついて12000。

    ロン

あり得ない!あるのか!と悔しがる下家。


からをポンしてをあぶり出し、
さらにを引き込んでの聴牌だ。

つまり、ラス牌のは狙われた牌。

この状況でこういう牌はが見えるまで、切ってはいけない。
切ってロンされれば相手の思うツボ。
止めれば止めたほうが心理戦に優位に立てる。

理屈ならこのでロンするためには、と持っていなければならず、
確率で考えると、かなり低いような錯覚に陥る。
こんなときの理屈はを切りたいがための言い訳でしかない。

その言い訳を引き出すためのポンだったわけだ。

だから、ともっていたらロン牌はしかない。
そんな聴牌で突っ張るか?

その心理を突いた片アガリだ。


これが心理戦のアヤ。
どうせ切るなら、迷わず切れ!だ。考えた末の振込みはダメだ。
≫ページ先頭へ

■ ポンカスの嵌張待ち

をポンしてるやつがいる状況で、を切ってリーチ。
当然待ちは可能性が低いと読むだろう。

しかし、実はポンカスのカン待ちなのだ。
最後のがポンしたやつから出てきた。(カンしなかった)

これはそこを狙った奇手だ。
の順子や、塔子で使われていたらそれまでだが、
首尾よくアガリに結びついたら相手に精神的ダメージを与えるアガリだ。

≫ページ先頭へ

■ ハメ手は確率の言い訳を用意してやればいい

を切った後に安全牌のを手出ししてのリーチ。
場にはが5枚切れの状態。
が薄いので、
ピンズがとあったなら安全牌を残さず、

を先に切っての形で残すはず、という読みになる。
しかし、その裏をかいてリーチはの形の待ち。

これが確率と可能性を逆手に取った技だ。
≫ページ先頭へ