男の麻雀ポリシー > 【169】『男の役満狙い・05 男の字一色』〜ギリギリまで孤立字牌を残す

【169】『男の役満狙い・05 男の字一色』〜ギリギリまで孤立字牌を残す

 ・ギリギリまで孤立字牌を残す
 ・男の字一色は4面子1雀頭を考えて字牌を残す
 ・二つ字牌が対子なら十分狙いが立つ

最初から材料が揃っている場合もあるが、
ホンイツ・ホンローから字牌が重なっての発展形が多い。

■ 字牌で面子計算・狙いやすい形の例

まず、配牌に4種あれば狙えると意識しておく。

鳴きやすいオタ風のの対子があると狙いやすい。
役牌から鳴いてオタ風でフィニッシュが基本。

→3面子見込める。役満目前。
→2面子見込めて、対子の材料も豊富。
→2面子見込めて、鳴きやすいを対子にしたらデカイ。
→2面子見込めて、鳴きやすいがある。
→こんなんでも4面子候補と見ればツモ次第で狙える。

≫ページ先頭へ

■ ホンローとホンイツから発展させる

ホンイツホンローからの発展形が渡りやすいので、とりあえず一九を集める。
同色で集めると役牌絡めて倍満コースだ。


落とし

面子計算はで3面子、で1面子+頭
つまりのどれかを対子に出来たら跳満〜役満が狙える。

≫ページ先頭へ

■ ホンイツから字一色へ渡る

男のメイキング・オブ・役満を披露するぜ…
下ごしらえから、盛り付けまで…

【1枚目画像】

まず配牌から役満は意識しておきます。
この手なら、緑一色・四暗刻・字一色・四槓子あたりは意識しておきましょう。
が重なったら四喜役を意識してもいいでしょう。
とりあえず、もっとも枚数の少ない色であるマンズを切っておきましょう。

【2枚目画像】
を仕掛ける選択をしたので、この時点で緑一色は見切り、ソーズを払って、
字一色と四槓子の渡りを残しつつ、打点を考えてドラ色に寄せてこの形。
さて、こっからホンイツに決めて字牌を切っていくのも一つの選択ですが、
「男なら」辺張を払って字一色へとまっしぐらでしょう。
決しては切ってはいけません。ここは気合いで重ねるのです!
そして下家が仕掛けているのでドラそばのはギリギリまで絞りましょう。
万一チーされて先にテンパイを入れられたら分が悪いですから。

【3枚目画像】
予定通り字牌のを2枚ツモってきてテンパイしたので、もうをリリースしてもOKです。
注意点として、途中でもってきたを槓してはいけません。
どーせ四槓子はないのですから、十分目立っているのでこれ以上目立つ必要はないでしょう。
「単騎はで待て」というので、理想はを暗刻にしての単騎のほうがオシャレですが、まあ単騎でも良しとしましょう。
配牌からアガリまで1枚しかなかったを活かすことが出来たので、上々の仕上がりでしょう。



これをあがってもう満足なので寝るぜ…
いい夢みろよ!
≫ページ先頭へ

■ チートイの最上級とは…?

チートイの最上級とは…大七星(ツーイーソーチートイ)だ!
最初は9種9牌で国士狙い。

字牌がトイツで伸びてきたのでいけそうと思い、ポンポンの字一色にはしなかった。
親リー入ってたがは勝負の対子落とし。

ロンだ。。。ツモるかと思ったぜ。。。
リーチでも出たな。

≫ページ先頭へ

■ 字一色四暗刻狙い

前局、上記のようなキモチイイ七対子をツモって、いい感触で迎えたオーラス。

(赤ツモって3倍満の予定だったが、まあいい。)
この配牌、注目してるのは字牌と筒子の並び、一色手に行けると思った。
また、字牌は字一色の種なので絶対に切らない。
ここで面子計算すると、で4面子計算が成り立つので、
を外して行った。
そして、を切って四暗刻と字一色の両天秤。が暗刻になればよし、
が重なれば・・・ここまで来たらさらなる高みへ…
しかし、このあと、が暗刻になるのだ!
うー間に合わなかったか。。。あとはを暗刻にすれば、以下のスッタンだったのになー!

 リーチ

しかし、高みを目指した結果なので悔いはなし!
≫ページ先頭へ

■ 大三元字一色

ハイパイは面子計算をするとすでに足りているので、
もうここから字一色の決め打ちをしても良い。

考えることは仕掛けのタイミングだけだ。
を2鳴き。この辺はポリシーどおり。

結果的にこのタイミングが絶妙となる。
の2鳴きにより、下家にタンヤオへの渡りを打たせることとなり

出ないはずだったトイツのが溢れ出てきた。
当然受けの聴牌は拒否して、字牌の一色へGO!

そして後引きの単騎に受け変えた。

順風の流れ(=大三元確定のがポン出来た)は、

後引きの牌を残すのが基本ポリシー。
をツモ和了り。

パオ、親のW役満は96000点で、対面は彼方までフライト!

アディオス・・・
≫ページ先頭へ