
対子場の延長線上に刻子場・暗刻場がある。基本的に順子を壊す暗刻ができる場合は暗刻場だ。
| 「暗刻場の早期対応」 3・7が暗刻ったら一盃口形を壊す。 1) 手牌に尖牌の暗刻ができれば刻子場 2) 捨て牌に暗刻かぶりがあれば刻子場 3) 一盃口形を壊す暗刻ができれば刻子場 → 孤立牌を残し、一盃口形をぶち壊す |
(例1)
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ツモ ドラ![]() |
一盃口を押しつぶす尖牌の
ツモ。
これは確実に暗刻場。
ここは一盃口を否定する
切り、もしくは両面を否定する
。
(例2)
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暗刻場ということを意識すれば、一盃口を否定する
切り、もしくは両面を否定する
。
ゴツゴツ手牌に
ツモの下記手牌。何を切るのが正解だろう?
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この をツモ切りしたが、手牌の刻子構成を考えたら、 を切っても良かったかも。ピンズの厚い3面形はドラ受けもあるのでまだほぐせないが、 ![]() はいかにも頼りないので を切る手はアリだろ。それに一盃口形が歪んだので、形を否定する でもある。 |
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結局 を暗刻かぶりしてしまった。 |
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現バリの西家に捌かれてしまった。。。 |
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配牌は対子が二つ。まだ暗刻場かどうかはわからない。 なので、手格好から 切り。最初はこれでいい。 |
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4巡目の西家の手牌。すでに暗刻が一つある。
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9巡目の親の手牌。 場に対子場傾向があり、手牌に4対子あるので、 まだ役牌の ![]() は切らない。もたれていればポンが入る可能性があるし、 なければ重なる可能性があるので、 こうゆうときのションパイの役牌はなるべく切らないのが対子場、 暗刻場の基本。 |
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8巡目北家の手牌。 |
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親にまず が暗刻になった。 |
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次に が暗刻でツモり四暗刻テンパイ。 |
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当然即リーチ。 山に ![]() がこの段階で1枚ずつ生きている。 はドラ表示牌だが、形からして でなく、 のほうをツモりそう。 |
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17巡目南家の手牌。 暗刻2つあり、そのひとつが槓子になる。 完全な暗刻場。 全員のツモはタテ延び。 |
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結局 をポンした北家が を掴んで12000放銃。裏が乗らなかっただけマシだ。 |
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オタカゼの が第一ツモ。ドラ が対子。まずこのドラを生かす手作りをするということが目標。 も も切れない。 残しはソーズの伸び方を見て決めたい。ならば か だが、 も筋を殺すのに対子にしたいところ。それに、 釣り出しの迷彩にもしたい。だから第一打は にした。後から仮に を引いてきても河に置くつもりで。 |
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![]() が重なり、 が暗刻、字牌のタテのツモの流れだ。ここで、暗刻二つ、期待できる ![]() の対子の形になったので、配牌からあった の対子落としに出る。 |
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2枚目のドラ をポンして、ハネマンゲット。 |
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一盃口をブチ壊す ツモで暗刻場確定。ここは一盃口形を否定する が良い。 |
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結局暗刻場ということを考えずに を切ってしまったのだが、(対子場と勘違いしていた) 尖牌の暗刻ということを考えたら場に1枚切れている 切りが良かった。10巡目に カンが入った。暗刻場傾向が強い。 |
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暗刻場がキッチり読めていれば、 ツモで三暗刻をツモっていた。場が読めてる読めてないで結果は随分違う。 |
モンド杯8#10
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南場の親番。 5巡目に をツモった。何を切るか? |
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ここは が暗刻になったのだから、 を切って一盃口を否定するのがいい。孤立牌の のほうが暗刻になりやすい。 を残していいのは余程状態のいいときだけだ。 |
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本来ならここで、![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() このツモり四暗刻聴牌だった。 結果、仕方ないといえるだろうか? この 2枚を捕らえられる、られないでえらい違いだろう?形が教えてくれる1枚の に働く反発力と、1枚の に大きな引力の予感を感じなければならない。 |
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結局 をポンして強引に暗刻を引き寄せた形だったが、自然にツモスーリーチを掛けれるのが理想だ。 |