男の麻雀ポリシー > 【142】☆『男の4枚愚形・02 「1357形」 【奇数3嵌形】 』〜ヘッド化と1嵌張残し・基本は5を切る

【142】☆『男の4枚愚形・02 「1357形」 【奇数3嵌形】 』〜ヘッド化と1嵌張残し・基本は5を切る

『男の4枚愚形・02 「1357形」 【奇数3嵌形】 』
 ・ここから2面子は作らない。テーマはヘッド化と1嵌張残し。
 ・基本は5を切る。
 ・1切りの一手と思ってはいけない。
 ・この形から見込めるのは1面子。
 ・他の色に3面子候補があれば早めにキメ打つ。
 ・最終的な待ちとしてはカン2か、
  7に8をくっつけての69のトリがベスト。
★使用上の注意
 ・ カン4カン6を残す場合はタンヤオか三色が絡む場合のみとしたい。
愚形パターン
名称 捌き

1357形
(3579形)
切り 3枚愚形
切り 2枚好形+
1枚好形
切り 3枚愚形

3枚形両嵌からはを切る。
途中でフリテンが出来ても残す。

5枚形の四嵌からは、
まずを切り、次にを切る。
最終的に残すのはでこれを軸に面子を構成する。
途中でフリテンが出来ても残す。

■ 「1357形」の捌き例・1

とあって、を切った。これはかなり甘い一打。
ここはタンヤオが不要で、三色と受けの残る切り一手。
を切った後、を引いたら3色なのでを切る。
を引いたらを切る。
あー! 結果だがツモってしまった。
嫌な予感というのは当たるもんだぜ。。。
最終的には対面が待ちをツモあがりだったが、
俺がリーチをかけていたら違った結果になったかもしれない。
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■ 「1357形」の捌き例・2

【東4局1本場】 配給原点の2着目。
下記手牌。がションパイで打ちづらい状況だとする。

 ドラ

ここから何を切るか?

ここから567三色を見切り、を切った。
これが一番いい。
の嵌張待ちの布石にもなるし、がくっついたら両面。
の嵌張が残るのは良くない。
の裏目はフリテン残しでフォローする。

 ドラ

結局この一向聴どまりだったが、はポンされたし、最善の一向聴。
で、結局他がドラ3のマンガンであがった。

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■ 「1357形」の捌き・3

ここからを切ったんだが、タンヤオが確定したわけではなく、
状態もイマイチだったのでを引ける自信がない。
こういうときに引くならだ。
上家下家のの切りが早いので、捨て牌を見てもはいかにもありそう。
仮にが引けなくても、最終的な待ちとしては最適。

だからここはからを切ってで残す。
親がを序盤に切っているので残していた、ここへのクッツキもいい取りだ。
は山にゴッソリいた、終盤に固まっていた。

そしてとうとう上家が2枚切って来た直後にツモってきてしまった。
やはりあそこはを切らずにを切っておけば。。。と後悔した。
うまく打っていればツモアガリだったな。。。
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■ 「3579形」の検証

不調時に出現する形。ここにも発見。

ソーズで2面子、ピンズで1面子、マンズで1面子と面子構成を見積もる。
ドラのが頭なのでタンヤオは考えない。
よってを切ってで残すメリットはない。
ソーズのはドラ頭固定で早めに切ってしまってもいいだろう。
3巡目にを切っているが、
これを切らずにここは愚形のピンズ三嵌形を捌くのが一番いい。
好形を作るにはを切るのが一番いいだろう。

 ツモ→の両面塔子
 ツモ→で1面子
 ツモ→のフリテン両面塔子
 ツモ→のフリテン両面塔子

どこも埋まらずに、次にを切ってが残ってもこの嵌張は悪い形ではない。
マンズはを残しておけば、ツモで両面塔子が出来る。
をツモってしまい、の好形両面塔子をロス。これは痛い。

さらにツモ。テンコシャンコだな。
結局親の対面が5800アガったが、もうちょっとがんばれたはず。

愚形のピンズ三嵌を巧く捌いていれば



の一向聴だった。

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