場に薄い待ちの聴牌になるとピヨりがちだが、
それは見た目に翻弄されているに過ぎない。目の錯覚だ。
『男のゼンツ・オリ基準・02 ポンカスでも薄くてもピヨらない』 |
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たとえばの形、手牌構成がシュンツ形ならば、 |
捨て牌に多く出ているということは、他家にそれだけ不要だということ。
暗刻で持たれているよりよっぽどマシだ。
このように積極的に考える。
手牌オープンして観戦してるとわかるが、
実際の見た目好形の両面聴牌でも蓋を開けてみれば
待ちが山に2枚しかないとか、1枚残りとかそんなんばっかだ。
以下、失敗例。
親リーが入っている。対面がトビ寸前。 2着の親と12000点差。マンツモで捲くって親を迎えられる。 Wをポンしてテンパイ。 が場に3枚切れなので、つい切ってシャボに受けてしまった。 シャボにしても、を切っているので引いたらフリテン。 両面テンパイ復活にはを引くしかないが、 もし引けたとしても、危険なドラ跨ぎのを切らなければ両面にならない。 結果、次巡にすぐ裏目のを引いてしまった。 の切れの方に目を奪われて、でのアガリを見落としている。 リーチなら間違いなく、待ちにするのに。 ポジティブに考えれば、他にほぼ不要な待ちは絶テン。 しかもは残り1枚といえど、リーチの現物だ。 なぜかこのときはマイナス思考に陥ってしまった。 「しまった!」と思ったが、もう遅い。 麻雀はだいたい1巡の後先で決まるもの。 |
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リー棒が出ていたのでマンツモ(実際は7800)なら、 オレが28400点、リーチ不発の親は27700点で 捲くって最後の親番を迎えられたはずが。。。 この後先で、対面がダイブしてラストとなってしまった。 じつに悔やまれる一戦だった。 |
場に切れている端寄り受けになってるとき、
逆に言えば他が使えないから、残っているということ。
34567を暗刻にされているよりもいい受けと考えることもできる。
場にが3枚切れだったので、 ツモでのドラ受け両面変化とのくっつきを見越して切り。 しかしちょっと見切りが早かった。 中張牌が3枚切れならテンパイを組み変えるのがいいだろうが、 端牌のなのでむしろ狙い目。がダメでもがある。 |
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結局をツモって、ピンフを捨てたカン待ちのままリーチ。 このテンパイを取るくらいなら、とを浮かせたくっつき一向聴のほうがマシだろう。 |
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親の足止めリーチとはいえ、本来なら待ちのところ。 ピンフの+1翻を捨てて、さらに待ちを狭めて待ちはのみのリーチ。 これはいいリーチとは言えないだろ。気持にグラつきが見える。 |
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南家に最後のを通され、アツさ爆発。 裏1で12000の手だったのに。 |
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結局、北家のクソ手で蹴られてしまった。 |
【東2局8巡目南家】
そのときのこちらの手牌はこんな感じ。 ツモドラ |
が先に入ればよかったが、はポンカス待ちになる。
テンパイを取るには暗刻筋のを切らなければならない。
しかし、ドラ1枚あれば十分な勝負手。
ここはを切ってリーチが正攻法。
待ちはだけではない。でもあがれる。
仮に相手マンガンテンパイでも、4センチなら受けがきかない。
ならばリーチをかけて勝負に行け、だ。
首尾よくツモって裏が乗れば、OK。
それに、4センチが掴めばアツがること間違いない。心理的効果もある。
後引きのに感触を感じていたのに、 場に1枚切れたと引きに惑わされてつい内に寄せてしまった。 が3枚見えてて、は使いにくいところ。ここはを切っとけばよかった。 を引いたらと入れ替えればよい。 |
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結局を引いてしまう。 ピンフ形の一盃口のロス。 |
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1面子へくったが、それでも一発ツモ。 うーん、ツイてる。。。 |
オーラスアガリトップの状況。はションパイで、 ここはを切って両面を固定する。が場に4枚見えていてもだ。 |
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何を血迷ったか、を切ってしまう。 対子に手をかけたくなかった心理から焦って来ってしまった。 これではポンテンも取れない。 |
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嘲笑うかのようなツモ。 | |||
そしてすぐにが出た。。。を切っていれば本来は下記聴牌だった。
アガリを逃したショックで、ポンする選択があるのを忘れていた。 この聴牌でもいいかも。 |
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結局親を含めて2件からリーチが入り、回らざるを得ない状況になった。 |
場にが4枚切れをみての塔子選択だが・・・ |
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ここは使われてる可能性の高い受けを残すよりも、 少なくとも2人は不要な受けのほうを残すべきだ。 |
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を引いてきてドラ単騎聴牌をのがした。 アホ! |