
| ・スピード重視してレンチャンを狙う。 ・1.5倍の収入・支出対象の親は攻め得。 ・一撃狙いもあり。一発で勝負を決められる立場。 ・面前でも仕掛けてもいいが、状態を加味して判断する。 ・南家の動向には注意だが、北家の仕掛けは放置してよい。 |
・親は1.5倍の収入があるので基本攻め。
守ってもツモられたら1.5倍払いなので攻めたほうが得。
例えば満貫ツモられたらどうせ4000点はらわなければならない。
ならば5200くらいまでなら振込み覚悟でアガリに向かい突っ込む。
・東家の場合は基本的にスピードを重視して、意地でもレンチャンを狙う立場。
何よりもスピードを重視して連荘を狙う。不聴流局だけは避ける。
・ツモ番を飛ばされる南家の仕掛けにだけは注意する。
逆に北家がポンチーしてきたらチャンスを思うこと。
何が最速のアガリにつながるかを考えて構える。
・面前仕上げの場合→字牌から切る。
鳴いて仕上げる場合→役牌を残す。
・また、ツモられたときに親被りが大きいので、基本的にはオリはあまり考えないで攻める。
ただし、バカヅキの攻めには逆らわないこと。
・南家が仕掛けて攻めてきたらスピード勝負に切り替え、
北家が仕掛けて攻めてきたら面前で攻撃に廻る。
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対面の西家が2巡目リーチ 下家の南家が5巡目リーチ なんとかやっと14巡目に追いついて聴牌だが、 あまったのは危険な無筋。 両面にうけるには5枚使いの筋 を切らなければならないが、安全な を切れば愚形聴牌。何を切るか? |
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切り追っかけリーチが正解。 切りは親としては弱気だ。 は対面のリーチに当たりなのだが、それでも親は攻めの姿勢を貫くべきだ。 裏3で倍満の放銃と痛恨だが、これは勝負した結果だから仕方ない。 暗刻筋だから危険なので切らない、というのは勝負の思想ではない。 親はとにかく出来る限り「押す」のだ! このときは勝負姿勢がよく、半荘の結果はなんとか2着まで這い上がった。 |
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東場の親で先行リーチが入っている。 三暗刻含みの一向聴だが、 が3枚場に切れている。![]() を落とす手もあったが(万一裏目を引いても ![]() は現物、 も勝負しやすいが)、それは消極的すぎる。 無筋の 、 と切り飛ばした。ここに4枚目の を持ってきた。南場の子なら1枚切る手もあるが、ここは開局早々の親。 ダメ元で思い切ってカン。そしたらカンドラ の暗刻がモロ乗りした。 |
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巡目が進んで、さらにリーチ者にアンカンが入り、 がダブドラになった。4枚目の が切れたが、むしろリーチをかけやすくなった。もうここは即リーチ。 2順後に をツモって8000オールとなった。 |