男の麻雀ポリシー > 【126】★『親の構え・01 親は基本的に攻める』〜積極策が基本

【126】★『親の構え・01 親は基本的に攻める』〜積極策が基本

 ・スピード重視してレンチャンを狙う。
 ・1.5倍の収入・支出対象の親は攻め得。
 ・一撃狙いもあり。一発で勝負を決められる立場。
 ・面前でも仕掛けてもいいが、状態を加味して判断する。
 ・南家の動向には注意だが、北家の仕掛けは放置してよい。

・親は1.5倍の収入があるので基本攻め。
 守ってもツモられたら1.5倍払いなので攻めたほうが得。
 例えば満貫ツモられたらどうせ4000点はらわなければならない。
 ならば5200くらいまでなら振込み覚悟でアガリに向かい突っ込む。

・東家の場合は基本的にスピードを重視して、意地でもレンチャンを狙う立場。
 何よりもスピードを重視して連荘を狙う。不聴流局だけは避ける。

・ツモ番を飛ばされる南家の仕掛けにだけは注意する。
 逆に北家がポンチーしてきたらチャンスを思うこと。
 何が最速のアガリにつながるかを考えて構える。

・面前仕上げの場合→字牌から切る。
 鳴いて仕上げる場合→役牌を残す。

・また、ツモられたときに親被りが大きいので、基本的にはオリはあまり考えないで攻める。
 ただし、バカヅキの攻めには逆らわないこと。

・南家が仕掛けて攻めてきたらスピード勝負に切り替え、
 北家が仕掛けて攻めてきたら面前で攻撃に廻る。

■ 子の2件リーチに危険牌を押すか?

対面の西家が2巡目リーチ
下家の南家が5巡目リーチ

なんとかやっと14巡目に追いついて聴牌だが、
あまったのは危険な無筋。
両面にうけるには5枚使いの筋を切らなければならないが、
安全なを切れば愚形聴牌。

何を切るか?
切り追っかけリーチが正解。
切りは親としては弱気だ。

は対面のリーチに当たりなのだが、
それでも親は攻めの姿勢を貫くべきだ。

裏3で倍満の放銃と痛恨だが、これは勝負した結果だから仕方ない。

暗刻筋だから危険なので切らない、というのは勝負の思想ではない。

親はとにかく出来る限り「押す」のだ!

このときは勝負姿勢がよく、半荘の結果はなんとか2着まで這い上がった。

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■ 積極的に槓

東場の親で先行リーチが入っている。
三暗刻含みの一向聴だが、が3枚場に切れている。
を落とす手もあったが
(万一裏目を引いてもは現物、も勝負しやすいが)、
それは消極的すぎる。
無筋のと切り飛ばした。
ここに4枚目のを持ってきた。
南場の子なら1枚切る手もあるが、ここは開局早々の親。
ダメ元で思い切ってカン。そしたらカンドラの暗刻がモロ乗りした。
巡目が進んで、さらにリーチ者にアンカンが入り、がダブドラになった。
4枚目のが切れたが、むしろリーチをかけやすくなった。
もうここは即リーチ。
2順後にをツモって8000オールとなった。

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