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【124】★『親の構え・03 親は子の警戒心を煽らない』

 ・親は子の警戒心を煽らないのが基本。
 ・ただでさえ注目される親。
 ・注目される挙動は極力控える。

■ プレッシャー払拭の役牌トイツ落とし

【東4局東家8巡目】

 ツモ  ドラ

から何を切るか?

切り。

親は安手の場合は子方にプレッシャーをかけるような打ち筋をするのが有効。

逆に上記のようなアガリたいような手が来た場合は脅威を与えない打ち筋を選ぶようにする。

子方は絶えず親の動向を探っているということを忘れないこと。
オタ風をポンしている親でしかもドラが。 子方のマークが役牌に向けられるのは必至の状況。
を外せば、インパチ確定だが、ここは切りの一手。
は絞り殺されたらこの手はそれまでだ。
切りで小方は楽になる。
それよりも、を放たせてガチ勝負にもって行ったほうがアガリ目があるというもの。
はトイツ落としはせずに、聴牌まで温存するほうがいいだろう。

ただし、勢いを殺すことになるので、あくまでもテクニックとして知っておくべき。

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■ あえてドラポンしない

上家からドラが出た。これをポンするか?
ドラをポンしたら満貫確定だが、ここはポンしないでスルーする。
ただでさえ自分の河には萬子が高い。
上家の性格にもよるが、普通なら1枚も萬子はチーできなくなると思うべきだ。

結局、自力でと引いて12000を聴牌したが、対面のうんこ引っ掛けリーチに刺さってジ・エンド。
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■ 警戒心煽らずより流れの場合

モンド王座5#04 南4-1
親でドラ対子だが、どういう構想を持つべきか?
もっとも和了やすいのはメンホンチートイだ。
だから、ここはを切る手もある。

しかしトップ目から出た、ポンしてみる手もある。
実際は、トップ目の南家からが出てこれをポン。
ポン→切りで一向聴。
絶対に出ないを暗刻にして聴牌。
が槓子になる。

本来ならこれはカンせずに切るのが「警戒心を煽らない」構えだ。

しかし・・・
これを暗槓してツモ番を1回でも増やすという手もある。

それに、全員降り気配がみえているので少しでも打点を高くする。
メンホンチートイ狙いだった場合、上家に流れた牌を追っても、
をツモってきていないので和了れてなかっただろう。
つまり、ポンが最善手だった。
さらにをツモってきてなんとこれも暗槓。
そしてハイテイ間際にをツモ。
流れの後押しがないと仕上がらない3倍満だった。
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