男の麻雀ポリシー > 【119】☆『トップ狙いセンス・05 男の微差の攻防』〜オーラス2着と微差の3着→攻め・3着と微差の2着→守り

【119】☆『トップ狙いセンス・05 男の微差の攻防』〜オーラス2着と微差の3着→攻め・3着と微差の2着→守り

『トップ狙いセンス・05 男の微差の攻防』
 「男のオーラス・微差の攻防」

 ・微差のトップ目→攻め(当然)
 ・2着と微差の3着→攻め
 ・3着と微差の2着→守り

1着:点棒+ウマ(+200)+オカ(+200)=+400
2着:点棒+ウマ(+100)=+100
3着:点棒+ウマ(−100)=−100
4着:点棒+ウマ(−200)=−200

トップラスその差、634! でか!
2・3着の差=+100−(−100)=200…(A)
3・4着の差=−100−(−200)=100…(B)

3着→2着浮上:ウマが+200
3着→ラス転落:ウマが-100


だから、2着と微差の3着はラスに落ちるリスクがあっても攻めたほうが得、ということになる。

■ 微差のトップ目→攻め

東戦だが、28000点のトップなんて珍しい。
ここから振りトップ〜!
ツモられてたら替わってた。
7巡目ということもあり、ここからは聴牌を崩さずにこの聴牌で押すだけだ。
こちらも聴牌なら五分の勝負と腹を括る。メクリ勝負上等。こちらのが点棒あるぶん優位だ!

トップラスの差が3400点。

微差のトップ目→攻め(当然)

1着:点棒(−40)+ウマ(+200)+オカ(+200)=+360
2着:点棒(−41)+ウマ(+100)=+59
3着:点棒(−45)+ウマ(−100)=−145
4着:点棒(−74)+ウマ(−200)=−274

トップラスその差、634! でか!
2・3着の差=+59−(−145)=204…(A)
3・4着の差=−145−(−274)=129…(B)

トップはオカがあるので、得なのはもちろんなのだが、
実は(A)と(B)の差は100も違うのだ!

3着→2着浮上:ウマが+200
3着→ラス転落:ウマが-100


だから、2着と微差の3着はラスに落ちるリスクがあっても攻めたほうが得、ということになる。

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■ 3着と微差の2着→守り

この半荘は一度もあがってない。
それでもプラスの2着だったのは、他が勝手に振り合っていたからだ。
暴れん坊がひとりいて勝手に飛んでくれた。。。

勢いがあるトップ目とは状態にも差があったので、おとなしくしてて良かったわ。

3着と微差の2着はおとなしくしているべきだ!

あわれな下家はみなを代表して飛んでくれた。
男らしくドラを勝負して18000にダイブ。

3着と微差の2着→守り
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■ ラス前、微差の各家の立ち回り

南3局1本場。

トップ目の西家からリーチ。

東家:23.0
南家:19.4
西家:33.1
北家:22.5

東家・南家・北家は4000点未満の点差だ。
14巡目北家

一向聴だがドラが浮いている。

リーチ一発目は現物の1mをツモ切り。
15巡目東家

2着目の東家は、すでにダマでテンパイしている。
しかし北が場切れで発がションパイのシャボ待ち。

リーチ一発目は現物の9mツモだが、
ツモ切って追っかけリーチを掛けるか?
これは9mツモ切りダマだろう。

微差なのでリーチは掛けないほうがいいだろう。

でも2着目なのでここは慎重に立ち回りたい。
15巡目南家

2枚切れの中をツモ切って二向聴維持。
15巡目西家

3mツモ切り。

3着目の北家の立場からしてこれをチーするか?
これをスルーしたが、

これはチーしてドラ7mを勝負したい

3着目だし、オーラスで和了れるとは限らないので、
500点差で2着目の東家とテンパイノーテンで点差を逆転しておきたい。
16巡目東家

8mをツモ。

2着目の東家の立場として、これは突っ張るか?
2着目なのでここは慎重に立ち回りたい。

北を切って廻す。

8mはドラ跨ぎで通ってない、
オーラスもあるので危険を冒す必要はないだろう。
15巡目南家

4sを引いて一向聴。現物の3m切り。
15巡目西家

7sツモ切り。
15巡目北家

ドラの7mが切りきれず、すでにチーテンを逃しているので
今通った7sの合わせ打ち。
15巡目東家

現物の2pツモ切り。

ラス目の南家の立場としては、これはチーするべきか?
これをチーして1m切り

これでいい。

次の親番でもあるし、振り込んでも立て直せる。

また、オーラスに和了れるとは限らないので、
ラス目の立場としては東家や北家と点差を逆転しておきたい。

聴牌ノーテンで最大4000点は詰まる。
15巡目西家

5sツモ切り。
15巡目北家

3pツモ。

現物で今通った5sの筋の8s切り。
16巡目東家。

9pツモで北切り。
16巡目南家。

1枚切れ南ツモ切り。
16巡目西家。

2枚切れ南ツモ切り。
流局でリーチの西家と形聴で押した南家の二人テンパイ。

東家:23.0→21.5
南家:19.4→20.9
西家:33.1→33.6
北家:22.5→21.0

2着、3着と1000点以内に詰めた南家としては大きい形聴だった。

立ち回りとしては東家と南家は正解で、北家は不正解だ。
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