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【097】 『リーチ100連発・04 微妙な2択ダマの法則』〜男でもリーチしない

役の確定しているテンパイ。
どっちでも上がれる自信があるならリーチだが、
微妙な2択は、役アリの場合は基本的にダマにする。
裏目を引いたときのダメージの大きさを考えたら、当然。
ギャンブル風に言えば、ケン。
決め打ちして待ち固定は、頑な過ぎる。柔軟な対応が必要なところ。

『リーチ100連発・04 微妙な2択ダマの法則』
 ・男でもリーチしない
 ・どちらでもあがれる自信がある場合はリーチ
 ・どちらか一方しかあがれないと踏んだ場合はダマ
 ・裏目を引いたら速やかに引く

また、役が確定してない場合でもダマにする場合もある。

■ ピンフテンパイ待ち取り2択はダマ

2件リーチが入っている。
以下の形から何を切るか?

に取るか、に取るか、微妙なところだ。
先行リーチに暗刻のを切るのが嫌でを切ったわけだが、リーチが余計だった。

まあ、通されたら、掴むわな。。。
だいたい、アガリは順番に廻ってくるもんだからな。

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■ 最後まで残った5枚両嵌の2択

以下の聴牌から何を切るか?

上記画像、親からリーチが入った後にテンパイ。

最後まで残ったの5枚両嵌形。

両嵌形は最後まで残ってしまうと迷いを呼ぶ形なのであまり良くない。
まあ、体勢から押すんだが、どっちを切るか?
素直に打つならが2枚切れてるから、切って待ちだな。

しかしここは裏目ったら痛恨になりそうなのでダマにした。

一発ツモやった。。
体勢の後押しがあったのでリーチでも良かったが、…まあでも悪くはないな。

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■ 将来悪い裏目が起きたときに備えてダマ

テーマとはちょっとずれるが、両面になるところが嵌張受けになった形の考察。

が場に3枚切れてるが、ツモれば満貫。を先に切ってしまっている都合上、嵌張に受けざるを得ない。

イレ込んでリーチしてしまったが、役は出来ているのだからこれは当然ダマでツモの様子を見るところ。

下家にを切られた。
これはでリーチなら捕まえていたところを助けてしまった形。

メンツ選択が悪くて失敗した形だが、リーチしてしまってるので、もうおりれない。

もう少し冷静なら、もしフリテンのバッタをツモあがってしまったらあがり逃しになるのでは?とか、
もし下家か対面に俺のロン牌になり得たを切られたら助けてしまうのでは?とか考えるべきだったな。
ロン牌の掴まされるのも自然な流れだな。

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■ 微妙なテンパイ取りの場合は裏目を考えて役がなくてもダマに受ける

ツモの流れからも「男の好形5枚形からはを切ってリーチする」からも
のバッタに受けたわけだ。

しかし、問題点は先行リーチが入っているところ。
追っかけリーチでは心もとない。

鳴きが入ったり、アガリ牌の出現時期がずれたら、ひどいことになる。
形だけでリーチしてしまった。
点差が微妙だっただけに、ここは慎重に対応したかった場面。

見事裏目のを引いてしまった。
場況を考えたら、
切ってのカン待ちのダマがいいのだが、
場に2枚切れていたのでこう受けてしまった。

切ってのカン待ちのダマでも、
に変化していたのであがれていた可能性が高い。
また、ダマテンにしていればその過程で、引けば一盃口がつくかもしれないし、
を引くかもしれない。

微妙な点差、体勢も針の穴を通さないとあがれないだろうという状況だっただけに、
裏目った以上、あとはアタリ牌を掴む流れになることが見える。
ここでラスを掴む不運を嘆くよりも、リーチの受け方を見誤った判断を見直すべきだろう。

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■ 微妙なテンパイ取りの場合は裏目を考えて役がなくてもダマに受ける

カンを引いてイーシャンテン。
なんでを切ったかというと、両面待ちで迷ったからだ。
親の捨て牌のを基準に決めた。そして全ての赤とドラの受入が可能なように受けた。
これは、厳密にいうと間違いだ。

1)まず牌効率が悪いのが一つ。を切ったほうが受入が広い。

そしてもう一つ重大なミスが。一見は条件が同じようだが実は違う。

2)赤受けだが、を切っておけば、仮にをツモってもと入れ替えられるので、ここは一点だ。

次巡にを引いてリーチした。が、これも判断ミスだ。

『微妙な2択・ダマの法則』があるからだ。
待ちにも待ちにも出来た手牌だから、ここはダマにして結果を見守るのが正解だ。

リーチ後にしまった!と気がついた。
案の定裏目のをツモってきてしまう。天運がいまいちだったからこのアガリ逃しはヤバイかも。。。

対面のダマに下家がダイブしてジ・エンド。
俺の被害はリーチ棒一本だけで助かった。

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