男の麻雀ポリシー > 【093】 『男の3枚愚形・03 「357形」 【5軸両嵌形】 』〜タンヤオの絡まない357両嵌形は5を切って壊す

【093】 『男の3枚愚形・03 「357形」 【5軸両嵌形】 』〜タンヤオの絡まない357両嵌形は5を切って壊す

『男の3枚愚形・03 「357形」 【5軸両嵌形】 』
 ・タンヤオの絡まない357両嵌形は5を切って壊す
愚形パターン
名称 捌き
357形 切り 1枚好形

両嵌形とは両面よりも1枚多い構成で、
残る待ちが嵌張になるのであまりいい形とはいえない。
それでは奇数牌の両嵌形で一番弱い形は何か。
それは、の両嵌。

なるべく残さないで、どちらかに決め打ちしたい。
1枚切って両嵌形を壊しても、裏目は1枚だけだ。

両嵌のデメリット
を切ってもを切っても筋引っ掛けにならない。

ただし、の場合や三色・タンヤオの場合はギリギリまで引っ張るほうがいい。

■ 357から切る牌・1

 ドラ

ここから何を切るのがベストか。

を切るのが味。

マンズの両嵌は赤が真ん中なので当然外せない。

ピンズの両嵌を壊して、尖牌(センパイまたは、尖張牌(チェンチャンパイ))
であるを両方残すのがベスト。
を切ると、ズパリを引いたとき面子になり聴牌だが、
それ以外の有効牌はのみ。(も同様)
それに比べて、を切ってを残すメリットは3つある。

@どちらを引いても両面になる
A引きでも筋引っ掛け嵌張受けになる
Bを引いたとき裏目のフリテンだが、両面受けになる
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■ 357から切る牌・2

この形のリーチの前にからを切ったわけだが、
全員の捨て牌を見ると、は使いどころであまり出は期待できない。
しかしカンなら少なくとも下家は不要牌だ。
上家もよりも先に手出しで切ってるから、の周りがこの時点ではなかったと見るのが妥当。
点棒状況からして、はツモれる自信もない。
上図のように中筋のヒッカケで切ってくる面子でもない。
カン待ちでダマで押すくらいならば、
の先切り決め打ちのリーチでを取りに行く戦略もあるだろう。
…実際はカン待ちでツモっていたってわけだ。
これがタンヤオ形でなければ当然ながらの先切りは有効な戦略だ。

まあこの場合はタンヤオも三色も見えてるから、
状況を考えたら普通は切りでチーテンとるのがいいんだろうがな。
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