『男の3枚愚形・03 「357形」 【5軸両嵌形】 』 | ||||||||||
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・タンヤオの絡まない357両嵌形は5を切って壊す | ||||||||||
愚形パターン | ||||||||||
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両嵌形とは両面よりも1枚多い構成で、
残る待ちが嵌張になるのであまりいい形とはいえない。
それでは奇数牌の両嵌形で一番弱い形は何か。
それは、の両嵌。
なるべく残さないで、どちらかに決め打ちしたい。
1枚切って両嵌形を壊しても、裏目は1枚だけだ。
両嵌のデメリット を切ってもを切っても筋引っ掛けにならない。 |
ただし、の場合や三色・タンヤオの場合はギリギリまで引っ張るほうがいい。
ドラ |
を切るのが味。
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この形のリーチの前にからを切ったわけだが、 全員の捨て牌を見ると、は使いどころであまり出は期待できない。 しかしカンなら少なくとも下家は不要牌だ。 上家もよりも先に手出しで切ってるから、の周りがこの時点ではなかったと見るのが妥当。 点棒状況からして、はツモれる自信もない。 上図のように中筋のヒッカケで切ってくる面子でもない。 カン待ちでダマで押すくらいならば、 の先切り決め打ちのリーチでを取りに行く戦略もあるだろう。 …実際はカン待ちでツモっていたってわけだ。 これがタンヤオ形でなければ当然ながらの先切りは有効な戦略だ。 まあこの場合はタンヤオも三色も見えてるから、 状況を考えたら普通は切りでチーテンとるのがいいんだろうがな。 |