男の麻雀ポリシー > 【091】★『冬の時代・06 【聴牌が和了れない】 』→第1聴牌を拒否し、第2聴牌以降を狙う

【091】★『冬の時代・06 【聴牌が和了れない】 』→第1聴牌を拒否し、第2聴牌以降を狙う

『冬の時代・06 【聴牌が和了れない】
→第1聴牌を拒否し、第2聴牌以降を狙う
 「天国モード=第1テンパイ・地獄モード=第2テンパイ以降を狙え』

 ・最初のテンパイで押すのは基本的に状態がいいとき
 ・山の浅いところにアガリ牌があるはず
 ・上記を天国モードとすると、地獄モードのテンパイは山に深い
 ・別のテンパイに組みなおすことによって山に浅い上がりを狙う

アガリ牌はもっとも状態のいい奴のアガリ牌が最初にあるもの。

自分が2番手、3番手で、これを逆転するには第1テンパイ(手なりの最初のテンパイ)では弱い。
ツキが下降線のときは第1テンパイを取らず、第2、第3テンパイに組み替える工夫を検討する手もある。

とくにチートイの待ち牌選択のときは使える。

理屈で考えてはいけない、勝負に「しょうがない」はない。
理屈はいいわけになってしまうからだ。

逆に普通ならできないことだからこそ、自分の常識にしてしまうのが大きな武器になる。

■ ツキが下降気味の時、第1聴牌は疑う

前局は開局の親番でマンガンをツモられてオヤッかぶりしているラス目。

まず待ちで第1聴牌。

しかしタンヤオ・ピンフ・三色・ドラが全て使い切れなかった。
もちろん一発や裏ドラやツモがあるから、マンガンに化けることだってある。
基本麻雀は先行有利にできている。

でも果たして、この聴牌でリーチをかけて親や南家に立ち向かえるだろうか?

状態が上向きならこの最初の聴牌が信頼できるが、
この第1聴牌形は罠のような気がしてならなかった。

なんか、これでリーチすると、ドラがない手でドラ受けのフォローがない。
できれば待ちにしたい。できればタンヤオや三色やドラを絡めたい。

一応、第1テンパイを取らない大義名分があるので
第2テンパイに移行しやすい。

ツカないながらもまだマシかもしれない。
ということで、第1聴牌の待ちを崩し、
を切って受けを固定して第2聴牌を狙いに行った。

最終的にあがれる待ちは第1テンパイより第2テンパイのほうにある、
待ちのほうが山に浅いと読んだ。
親からリーチが入ったが、首尾よく第2聴牌に辿りついたので、

いい勝負になるかもしれないと、追っかけた。

この形ならリーチ後にドラをツモってきても、ドラで振込みにならない。
安目ながら、トップ目の親がつかんでくれた。

裏ドラも乗って5200。これでトップが変わった。
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■ ツキが下降気味の時、第1聴牌は疑う・2

モンド王座3#16 東1
東1局。

自分では不調を自覚しているとする。

何を切るか?
切り。

誰でも聴牌をとりそうなところだが、

待ち取りに余裕ある形なら第一聴牌を疑ってみる。

不調だからこそミスリードするツモが来ると考えれば、

近い和了りは待ちにはなく、のほうにあると考える。
運命に逆らうところに道はある。
運気の歪みを逆用したミラクルは狙えるのだ。
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