『手役センス【タンヤオ編】・01 断ヤオ仕掛けはドラソバの孤立嵌張から』 |
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・断ヤオ仕掛けはドラソバの孤立嵌張から |
断ヤオの場合はドラソバの孤立嵌張の処理に利用する。
多くの場合は断ヤオ仕掛けになるが、断ヤオ意外にも応用出来ので具体例をあげる。
親番で、北家の仕掛けが入っている。テンパイでないにしろ、まあホンイツの2向聴くらいは十分ある。
仕掛けの上家も絞ってない感じなので、このまま行くと、ホンイツで俺の親が捌かれる可能性が高い状況。
下記の手牌、が頭なので、面前だと、
あたりを引かないとやや厳しい。
この親番であがれないと、逆転するには手が入らないと厳しくなる。
スピードが最も重要で、プラスある程度打点があるとなお良い。
一番のネックは使いの要であるカン
。
【仕掛ける場合の注意点】 1)手牌を重くしているネックから捌く |
こんな状況で上家からが出た。
両面ならスルーするが、ここはを使いきりたいのでチー。
役はタンヤオか一通。ソーズが連続形になっているので、仕掛けてもなんとか出来そう。
一通にも渡れるをツモ。ピンズを頭にすれば、一通にもできる。
ここはでなく、確実に1枚不要な
切りがよかったかも。
結局カンになったが、首尾よくあがれた。
このときにRが2000超えた。
東ラス北家6巡目の2向聴の手牌。ドラは。
この手で一番のネックはドラ使いの要で三色含みのカン
。
三色含みなのでが埋まるのがベスト。次善はドラを重ねることだがこればっかりは運任せ。
この形で下家の親にドラを鳴かれたらヌルイ。
ドラのは切るつもりはまったくなく
を切った。
なお、このときの親の手牌は以下の2向聴だった。
ドラを切ったら喜んでチーされる形。
【仕掛ける場合の注意点】 4)下家に降ろしたくない塔子は、ポンチーして面子を確定させる |
は
どちらでもOKなので今の段階では急所ではないので、チーしない。
7巡目に両嵌のが埋まって、一向聴。10巡目に
が上家から降りたのでチー。
北家であってもここだけは鳴く。
デバサイだ。。。
まず、から仕掛けるのは基本。上家から
をチー。このあとどうするか。
スピードが要求される場面ならが頭を兼ねる暗刻なので
を切るのが一番手広い。
しかし、ドラのを切ると2000点になってしまう。
【男の仕掛けの注意点】 5)手牌を短くする仕掛けにはリスクが伴うのでそれなりに勝負になる手に構える |
重ねればマンガン。その差6000点ならこのは残す。まだ東場だしな。。。
を切らないとすると、
の優劣比較になる。
【男の仕掛けの注意点】 3)手の内を晒す仕掛け方はしない |
手の内がタンヤオ形ならを残すところ、しかし、
タンヤオ風味の役牌暗刻で仕掛けているのでを嫌って
を残す。
ドラが重なってから
の形が残れば絶テン。
を残しても、できれば
のほうをチーする。
この手順で上図のマンガン一丁アガリ。