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【075】『対・リーチ・02 共通の現物はできるだけ後に打つ』

『対・リーチ・02 共通の現物はできるだけ後に打つ』

 ・共通の現物はできるだけ後に打つ

ベタ降りしていて手が詰まるケース。
Aのリーチに対してベタ降りのとき、後からBの追っかけリーチ。
「おぉ困った!、Aには通るが、Bには通らない。Bには通るがAには通らない」、困ったあげくに放銃する。

しかしそんなリーチ攻撃も、なんとか凌げるときもある。それはたとえばAのリーチ攻撃でベタ降りを決めたとき、まずB・Cの牌を見る。

ベタ降りというのは、何に対して降りるのか。決してAに対して降りるのではない。
その局における戦闘放棄。Aの攻撃に降りる=相手3人に対して降りること。

そこでAのリーチ攻撃があり、ベタ降りすると決めたなら、まずA単独の現物から切る。
要するに共通安全牌はできるだけあとから打つ。
そこにおのずから手順が生まれる。それがきちんとしていれば、手に詰まって放銃することが多少は少なくなる。

■ 共通の現物はできるだけ後に打つ

西家から6巡目リーチが入って、アンパイがないとこからを通した。
おそらくの切りが早いのを見ての切りだが、通れば、西家に対して2巡の安全が買える。
次巡に、手牌パンパンの南家がを通してきた。
が通ったので、をあわせた。

しかし、親が現物の塔子を外してきてオリ気配、南家が勝負気配なら、
もう一枚ののほうを先に切って、を後から切ったほうがいいだろ。

結局、西家がツモアガリするわけだが、結果如何によらず、ここは切り順が逆だったな。
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